オリジナル缶バッジづくり

11月20日(土)、スクールプログラムとしてお申込みいただいた精道中学校のみなさんと展覧会を鑑賞しながらお気に入りの作品を見つけ、オリジナルの缶バッジに仕上げるという活動を行いました。これは、表現プログラムにある色鉛筆模写を発展させた内容です。

まずは、ワークシートを片手に企画展示室、常設展示室を自由に鑑賞してもらいました。気になる作品の前に立ち、どんな色が使われているか書き出したり、描かれているモチーフからみてとれる形を単純化してスケッチしてみたり、作品から受けた印象を書き留めていきました。

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次にアトリエに移動し、直径65㎜の円形の台紙に鉛筆や色鉛筆を用いて下絵を描いていきます。選んだ作品の一部分を描く人、全画面を模写している人とさまざまですが、小さな円の中に、作品から受けたインスピレーションを色や形にしていきました。

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下描きができたら色鉛筆を使って色を塗っていきます。色鉛筆は色を重ねれば重ねるほど深みのある色味が出てきます。作品から見つけた色を思い浮かべながら、何色も何色もていねいに塗り重ね、自分の納得いく色をつくっていきました。

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絵が完成したら専用の機器である缶バッジマシーンを使って仕上げます。

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オリジナル缶バッジの完成です。

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最後に完成した作品を一堂に並べて全員で鑑賞会をしました。

選んだ作品について気づいたことや制作の過程で工夫したことを自由に発表しあいました。選んだ作品が同じでも1つとして同じ缶バッジはなく、それぞれが思いを込めてつくった手のひらサイズの小さな世界にみんなとても満足していました。

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