美術館で感じる平和×鑑賞教育

―五感をひらく平和学習プログラムー

当館では、県内小中学校を対象に特別鑑賞プログラムを実施しています。

今年は被爆75周年、美術館の収蔵作品の中から丸木井里・俊夫妻の作品に焦点をあて、対話型鑑賞を取り入れた平和学習として鑑賞教育プログラムを企画しました。

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丸木位里さん、俊さんとはどんな人だろう?

どのような作品を残したのだろう?

そんな疑問に答えるべくまずは、丸木夫妻が描いた≪原爆の図≫シリーズを紹介し、≪母子像 長崎の図≫についてDVDで制作風景を観ました。

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そしていよいよ本物の作品に会いに展示室へ。

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作品の前に座り、じっくりと何が描かれているのか観察します。

人物の指先や表情、色の濃淡など近づいてみると気づくことがあります。

観る位置を変え、離れて観て気づくこともあります。

そして目を閉じて想像を膨らませると・・・

聞こえてくる音、におい、肌で感じる温度・・・

目の前にある絵から見えるもの、見えないものすべてをその場の全員で共有し、作品をより深く味わいます。

そして丸木夫妻の思いを読み取りながら、自分なりの考えを深めていきます。

1点の作品をじっくりと時間をかけて鑑賞し、さまざまな視点や考えを意見交換しながら進める美術館での平和学習はまだまだ多くの可能性を秘めていると感じました。

第Ⅰ期特別鑑賞プログラムの申込みは終了しました。

7/21~9/22は通常のスクールプログラムにて受け付けております。

<問合せ先>はコチラ↓↓

http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=4355&command=education

095-833-2110 (教育普及・生涯学習事業 平和学習プログラム担当)

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