長崎県教育センター研修講座

11月5日(木)、長崎県教育センター主催による教職員対象研修講座を美術館で実施しました。その中で長崎県美術館 教育普及担当:山口が担当した午後の部の様子についてお知らせします。

「作品をみるっておもしろい!!」

はじめに長崎県美術館の所蔵作品を基に作成したオリジナルアートカードを使ったカードゲームを体験していただきました。45枚ある作品カードから好きな作品を選んで自己紹介をしたり、大きさや高さを比較したり、まずはカードを通して作品をよく観察することの大切さを実感いただく活動を行いました。観ていくうちにだんだん本物の作品で細部や色を確認してみたい、どんな作品なのか観てみたいという思いが膨らみ、その後、展示室へ行きました。

次は、現在開催中の企画展『長崎 美術 往来!-長崎県美術館コレクションからー』にちなみ、ワークシートを使った鑑賞活動をしました。「ながさきART TRIP」ーわたしだけの地図ーと題して、展示作品のサムネイルの中から好きな作品を選び、おさんぽコースを考えていく活動を行いました。中山文孝≪長崎港の図≫を起点に長崎県美術館周辺を巡る作品の旅や時空を超えた旅を空想しながらオリジナルの地図を作ってもらいました。

最後に代表の方に制作したオリジナル地図について簡単な紹介をしていただきました。

「子どもがワクワクする創作活動」

ドイツの紙染め技法であるクライスターパピアを体験していただきました。身の回りの材料を使って絵の具をひっかく道具に変身させ、色や模様をつくってみる実験的な創作活動に挑戦しました。

これからも児童・生徒の皆様が楽しんで創作活動や鑑賞活動ができるような手助けができれば幸いです。ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。

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