ピカソ《鳩のある静物》に秘められた謎?! 連続レクチャー:第2回コレクション・イン・フォーカス ご参加ありがとうございました
6月15日(日)、 月に一度、当館学芸員が行う所蔵作品・作家についてのレクチャー「コレクション・イン・フォーカス」の第2回目がありました
題目は、「パブロ・ピカソ《鳩のある静物》について」講師は当館学芸員 福満葉子 です
パブロ・ピカソ《鳩のある静物》についての関連資料や画像を基にしたお話でした。
知名度の高い巨匠ピカソの作品に関する講座のためか、参加者38人と会場はほぼ満席となりました。
なんと会場に一番乗りしたのは、ホームページで情報を見つけた中学生の方でした!!スバラシイ
講座では、作品の来歴やピカソの作風、描かれた「鳥」の解釈の変化などについてわかりやすいお話を聞くことができました。
特に「鳩(白い鳩)=平和」という一般的なイメージの由来が、ピカソの作品にあるというエピソードにびっくり!! たいへん驚きました
講師が、ピカソと鳩と平和との関係を、まるで推理小説でも読み進めるように解き明かしていきました。
受講者のみなさんは、楽しみながら作家と作品への理解を深めていたようでした。
月に一度、当館学芸員が行う所蔵作品・作家についてのレクチャー「コレクション・イン・フォーカス」。全11回。
次回は7月20日(日)「明治洋画の黎明期―彭城貞徳を例に―」、講師は当館学芸員の 森園 敦 です。ご期待ください!!
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