「内と外 -スペイン・アンフォルメル絵画の二つの『顔』」展関連企画 連続レクチャーが行われました
「ソフィア王妃芸術センター所蔵 内と外-スペイン・アンフォルメル絵画の二つの『顔』」展の関連企画として行われた連続レクチャーの様子をお伝えします。
第1回は、1月18日(土)に「スペイン・アンフォルメルの『内』―サウラとタピエス―」と題して行われました。講師は当館のホープ、豊田学芸員。
主にスペイン国内を活動の拠点とした2人の画家の作品とその変容について話してくれました。
ともにシュルレアリスムの影響を受けたことや、その後独自の作風を確立していく様子が分かりました!
2月 16日(日) 第2回のテーマは「スペイン・アンフォルメルの『外』―ゲレーロとビセンテ―」。
前回と同じく、講師は豊田学芸員。
主にアメリカで活躍した2人の画家の作品について、第1回のレクチャーで紹介した2人の作家の作品と対比させながら、スペインのアンフォルメルの『内』と『外』の違いや共通点、アメリカ抽象表現主義の影響など、分かりやすく解説してくれました。
参加者アンケートによると、「アンフォルメルという、一般にあまりなじみのない美術表現について理解が深まった!」「当館所蔵のサウラ、タピエス以外の作家についても知ることができた」など、嬉しいコメントをいただきました!!ありがとうございます。
「今回、聞き逃したぁ~」という皆さま、まだまだ作品に関するお話を聞ける機会があります!
毎週日曜日、午後3時から学芸員によるギャラリートークを開催しています。ぜひ、こちらへご参加ください!
展覧会は3月9日(日)までです。お待ちしています。