おしゃべり鑑賞ワークシート
美術館コレクション展では子ども向けに「おしゃべり鑑賞ワークシート」を用意しているのをご存知ですか?
おしゃべり鑑賞とは、主に子ども向けに行っている鑑賞の方法で、美術館の人から作品についての解説を一方的に聞くのではなく、作品から見えるものや感じることを美術館の人と一緒におしゃべりをしながらみていこうというものです
でも、いつ来ても美術館の人と一緒におしゃべりできるとは限らない・・・。
そんな時に使ってほしいのがこのワークシートです
じゃばら式になっていて、一枚ずつめくっていくとまるで誰かと一緒に作品をみているような感じでやさしく問いかけをしてくれます。
現在は所蔵作品より、ダニエル・バスケス・ディアス「須磨彌吉郎の肖像」、パブロ・ピカソ「鳩のある静物」の2種類ですが、今回新しく2つの作品も追加されました
山本森之助 《雨後》 1928年
野口彌太郎 《長崎の山々》 1964年
この2種類のワークシートはやさしい雰囲気の作品に合わせてcariocaさんがイラストを描いてくれました。まるで絵本のような仕上がりです。
carioca(カリオカ)
オリジナルてぬぐいのデザイン、バッグ制作等を手がける。当館では2007「北欧モダンデザイン&クラフト展」、2008「世界大風呂敷展 布で包む ものと心」関連企画にてワークショップ講師を務める。
広げるとこんな感じです。使う時には作品の前で1枚ずつめくって読んでいってくださいね
残念ながら時期によっては展示していない作品もありますが、ワークシートだけなら受付のお姉さんに声をかけてもらえればもらえます。
一人でももちろん、親子での語らい等にもぜひご活用ください