こどもアートクラブ第4回「やきものをつくろう」を実施しました。
こどもアートクラブ第4回「やきものをつくろう」を実施しました。
波佐見焼や三川内焼をはじめ、長崎県民にとって身近なやきもの
今回は、作家の佐藤恵さんと、長崎県窯業技術センターの中原真希さんを講師にお招きし、
一緒に常設展示室のやきもの作品を鑑賞し、呉須(ごす)と呼ばれる青色の顔料を用いた「和紙染め」の技法にチャレンジしました。
まずは、身近なやきものがいったい何からできていて、どのように作られるのか、レクチャーしていただきました。
磁器の原料は、石です。「石からできているなんて!」と驚きの声もちらほら聞こえてきました。
成形して乾燥させただけの器は、いとも簡単に割れてしまいます。実際にみんなで割って、石の粉の状態に戻してみました。
3色の呉須を使い分け、素焼きした丸皿に絵付けを施していきます。講師の説明を聞く間も、みんな真剣な表情です。
和紙の代わりに、クッキングペーパーを使いました。
子どもたちの頭の中には、作りたいイメージが明確でした。こうしたい、ああしたいというイメージを、講師を相談しながら形にしていきます。
本当に素敵なデザインがたくさん生まれました。
現在、長崎県窯業技術センターの窯で焼成していただいています。仕上りが楽しみですね。