オルセー美術館展が始まりました!

「オルセー美術館展 パリのアール・ヌーヴォー -19世紀末の華麗な技と工芸-」が12月11日(金)から開催されています。太陽
開催期間は、2009年12月11日(金)~2010年2月28日(日)です。
19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを中心に展開した芸術運動、アール・ヌーヴォー。本展は、オルセー美術館のアール・ヌーヴォー・コレクションから、ガレ、ラリック、ギマールなど巨匠たちの名品を中心に、家具や宝飾品など選りすぐられた約150点を展示する国内初の展覧会となります。チューリップ

本展の開催にあたり、様々なイベントが企画されています。
今回は、その中の一部を紹介しようと思います。ニヒル


講演会のお知らせです。

●「パリのアール・ヌーヴォー」
日時/12月19日(土) 14:00~16:00(開場13:30)
講師/福満 葉子氏(長崎県文化振興課係長/学芸員)
会場/ホール
定員/先着100名 !聴講無料、ただし本展の観覧券が必要です。
概要/文房具から住宅に至るまで、あらゆるものをしなやかな曲線でトータル・コーディネートしようとした装飾様式アール・ヌーヴォー。19世紀末ヨーロッパを席巻したこの様式が、いかにしてパリで花開いたのか? そもそもアール・ヌーヴォーとは何だったのか? その社会的・政治的背景や造形的源泉を探りつつ、本展の見どころをご紹介します。

●「アール・ヌーヴォーとベンヤミン」
日時/1月16日(土) 14:00~16:00(開場13:30)
講師/鹿島 茂氏(明治大学国際日本学部教授)
会場/ホール
定員/先着100名 !聴講無料、ただし本展の観覧券が必要です。
概要/資本主義が発達するにつれ、一人一人は活発に活動しているのに反してますます深い眠りに落ちてゆく集団の意識。その集団の意識が見る夢がパサージュであり鉄道駅であり万国博覧会であった。だがそれらの夢には目覚めるための契機が内在していた。それが端的に現れていたのが建築でありモードであった。では20世紀にいたって集団の夢はどのように覚めたのか。その問題を解く鍵はアール・ヌーヴォーにあるのではないか?ベンヤミンにしたがって集団の夢とアール・ヌーヴォーを考える。

早速、幼稚園の子どもたちがスクールプログラムで本展の鑑賞にやってきました!ダッシュ
きれいな家具、工芸、装飾品にみんな見入っていました。
家具の中に隠れている植物や生き物を探すのも楽しみの一つとなっていました。

●関連企画としてウェルカムコンサートが展示室入り口で行われています。音符
演奏/OMURA室内合奏団
日時/12月26日(土)、1月16日(土)、17日(日)、2月20日(土)、21日(日)
①13:00~13:15 ②14:00~14:15 ③15:00~15:15
優雅な生演奏で展示室がいつもと違う空間のようです。ぽわわ
!鑑賞無料、ただし本展の観覧券が必要です。

さらに・・・

●学芸員によるギャラリートーク
日時/会期中毎週日曜 14:00~14:30 ※1月3日を除く
!聴講無料、ただし本展の観覧券が必要です。

●映画上映会「夏時間の庭」
日時/1月3日(日)、11日(月) 14:00~15:50(開場13:30)
定員/先着100名 !鑑賞無料、ただし本展の観覧券が必要です。

その他のイベントにつきましては、こちらをご覧下さい。

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12月2日の記事へ 「オルセー美術館展関連企画参加者募集中!」

皆様のご参加をお待ちしております。

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