オルセー美術館展関連企画続報
オルセー美術館展も終了し、たくさんの方に展覧会を楽しんでいただきましたが、今回は関連企画の様子を2つご報告します。
まずは「上柿元シェフによるフランス菓子の茶話会」
当館カフェのプロデュースもしていただいているシェフ。皆さんに限定スウィーツのタルトマロンを試食していただきながら、アール・ヌーヴォーが流行した19世紀末~20世紀初頭のフランス菓子のお話をしていただきました
写真はケーキのデコレーションをしているところ。苺のタルトができる工程を見せていただきました。
他にも、フランス留学の時のエピソードや本物を知ることの大切さまで、シェフの気さくなお人柄に魅了され、朗らかな雰囲気の中行われました。バレンタインが近いこともあり、最後にサプライズでチョコレートのプレゼントまでしていただきました
もうひとつは「フランス流テーブルコーディネート」です。
展覧会ではダイニングルームを再現した展示もあり、当時のフランスの人々がどのようなテーブルフェアを使って食事をしていたのかを紹介していました。
今回の講師はサブリナ・オリブさんと石原実花さん。展覧会の鑑賞をした後は、アール・ヌーヴォーについて日本とフランスが文化的にとても繋がりが深かったこと、テーブル文化についてスライドを使って紹介していただきました
そして、実践では・・・フォーマルとカジュアルのテーブルコーディネートを教えていただきました。色使いや花の飾り方、キャンドルの使い方までいつものアトリエのテーブルが魔法のようにかかったように素敵になりました
小物使いでは、キーホルダーやカーテンの留具など、身近な物でナプキンを飾り、キャンドルの高さを変えたり、お皿の形でアクセントを付けたり、アイデアをたくさんいただくことができました
フランスにまつわる様々な紹介をしてくださった上柿元さん、サブリナさん、石原さん、本当にありがとうございました。