コレクション・イン・フォーカス 7,8,9回の報告
久しぶりにコレクション・イン・フォーカスの報告です


第7回は、11月1日(日)、テーマは、「ジョアン・ブロッサの作品」についてです。講師は 野中 明 学芸員でした
当館所蔵の版画作品を中心に、カタルーニャの詩人ジョアン・ブロッサのユニークな活動を紹介しました
これまであまり目立たなかった所蔵作家と所蔵作品に注目し、その魅力を発見することができる絶好の機会となったようでした
第8回は、11月22日(日)、テーマは「ダリ《海の皮膚を引き上げるヘラクレスが……》について」です。講師は 福満 葉子 学芸員でした
当館コレクションの中からダリの油彩作品を取り上げ、モティーフや主題の謎に迫る講座となりました
ダリとその作品について興味深いお話を聞くことができ、参加者の皆さんの関心が更に高まったようでした
第9回は、12月6日(日)でした。テーマは「鴨居玲の芸術」です。講師は 森園 敦 学芸員でした
当館所蔵作家である鴨居玲の芸術ついて、生い立ちをたどりながらその変遷と魅力を知ることができる講座でした一人の画家の人生が、関連作品とともに、それぞれの時期のエピソードや人とのかかわりを通して分かりやすく語られた1時間でした
中には、初めて鴨居玲を知ったという参加者もいらっしゃいました。また、さらに作品や作家に関心が高まったという鴨居ファンの熱いコメントもいただきました

毎回、当館コレクションの新たな魅力を発見することができるコレクション・イン・フォーカス、全12回今年もよろしくお願いします
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