シャガール展「父の日の親子鑑賞会」がありました。

お久しぶりの投稿です。長崎県美術館の教育普及・生涯学習事業のことを中心に更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

ここのところ長崎は連日の雨ですが、『シャガール展2012愛の物語』は好評開催中です。
そして、本日7月6日はシャガールの誕生日です花
今日から8日(日)までの3日間は、入場者先着100名様にポストカードプレゼントなどのシャガール誕生祭を開催しておりますので、皆さまお誘いあわせの上ご来館ください。

6月17日(日)には親子鑑賞会を実施し、14組53名の親子連れの皆さんにシャガール作品に親しんでいただきました。


鑑賞会では、こんな道具も用意しました。何に使ったのでしょうか???

展覧会は、シャガールが画家を目指していた若い頃の作品から始まります。
パリに出ていたシャガールが故郷ヴィテブスクに戻ったときに描いた、叔父さんのお店の絵もあります。
(余談ですが、小さな子に聞くと「ケーキ屋さん」「パン屋さん」など、食べ物屋さんだと思う!という答えが多いです。何のお店だったかは、ぜひ会場でお確かめください星

横8mの壁画《ユダヤ劇場への誘い》にはシャガール自身も登場します。
頭が飛んでいる人、足が離れている人、豚におしっこをかけている人…いろいろ不思議な人が描かれていますが、シャガールはどの人でしょうかにこっ

シャガールといえば豊かな色使いが特徴ですが、最後の部屋の版画シリーズ『ダフニスとクロエ』は、リトグラフの技法により、たくさんの色を重ねてつくっています。
ここで、四角いメガネを使って画面の中の好きな色を見つけてみました。
小さく切り取った枠越しに見ると、シャガールの作品はこまやかに重ねられた色でできていることが分かります。
また、離れて全体を見ると、物語の展開に合わせて1点1点、背景の色を変えています。

短い時間ではありましたが、参加してくださった皆さま、どうもありがとうございました。
また、作品をみて感じたこと、お気に入りの作品はどれかなど、ご家族でぜひ話し合ってみてください。

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