モクさんのドローイング
現在、常設展示室では、小企画展「菊畑茂久馬 -ドローイング」が、2月7日まで開催中です。
この展覧会では、長崎市生まれの作家・菊畑茂久馬氏による多数のドローイング作品が紹介されています。
こどもアートクラブでは、菊畑茂久馬氏・通称モクさんの作品をお手本に、みんなでドローイングに挑戦しました。
上の写真は、下地塗りをしている様子。
汚れてもかまわない様に、レインコートを着ているのですが、何だか異様な光景ですね。
モクさんもいろんな色を塗り重ねて作品をつくっていました。
みんなも負けじと、各々好きな色を選んで、大きな画用紙全面に塗っていきました。
はてさて、どんな作品が出来上がるのやら
展覧会場では、モクさんが、一体何を描いているのか、何にみえるか、大盛り上がりでした
「空かなあ」「窓みたいにも見えるよ」話がどんどん膨らんでいきます。
その後は、どんな材料を使ってるのか?どういう描き方をしておるのか?と、各々気に入った作品の研究をがんばりました。まねしたい形や色があったら、自分の作品に反映できるように色鉛筆で模写しました。
みんな、作品の構想は固まったかな?いよいよ制作開始です。
モクさんの絵から学んだテクニックや、ひらめいたアイデアを生かして、作品をつくっていきました。
絵の具をふんだんに使って、思い思いに色をのせていきます。
たたきつけたり、のばしたり、手で描いてみたり。
端切れやおしゃれな紙を使って、コラージュしてみても素敵です。
土台のダンボールを回転させて、絵の具をいろんな方向に垂らしてみると、画面が違った表情になっておもしろいね。
出来上がった作品は、アトリエ横の屋上庭園に並べてみんなで鑑賞会です。芝生にゆったり座りながら、お友達の作品を鑑賞しました。
みんな体をいっぱい動かして、夢中になって作品に取りかかっていました。今回もみんなの楽しい気持ちが伝わってくる、とっても素敵な作品ができあがりました。