ワークショップ「バレンタインに贈る手紙」を開催しました

2月5日(日)、ワークショップ「バレンタインに贈る手紙」を開催しました。

講師に、ペーパーアイテムにまつわるお仕事をされている渡邊絢さんをお招きし、世界にひとつのレターセットづくりを楽しみました。

まずは、紙を「選ぶ」ことから始まりました。
机に並んでいるのは同じような白い紙…しかし、よく見て、よく触ると、ひとつひとつ風合いが異なります。
贈る相手のことを想いながら、あるいは自分の「好き」の感覚を大事にしながら、紙を選びました。


続いては、封筒の内側に入れる紙づくり。
ドイツの伝統的な紙染め技法「クライスター・パピア」に挑戦しました。

魅力的な道具はすべて、渡邊さんがベルリンに住まれていた頃にDIYセンターや蚤の市で買い集められたそうです。
壁に柄をつけるときに使用するシリコン製のローラーは、大人気でした。

渡邊さんが糊とアクリル絵の具を混ぜて用意された色のイメージは、
淡いブルーが素敵な「催花雨」と、ブラウンの「錆利休」。
深みのあるブラウンは、まるでチョコレートのようですね。

最後、選んだ紙で封筒を折り、ラッピングしたら完成です。
とても素敵なレターセットができていました。

渡邊さんが繰り返しおっしゃっていたのが、感覚を研ぎ澄ませて「選んでください」という言葉。
紙を選ぶ、色を選ぶ、道具の柄を選ぶ、組み合わせを選ぶ、ラッピングの方法を選ぶ…
作業自体はとてもシンプルでしたが、最初から最後まで自分の感覚に正直に「選ぶ」ことの連続でした。

参加してくださった方からは、嬉しい感想をたくさんいただきました。

「今回、ワークショップで作った手紙を贈る相手の事を想いながら作ることができ、とても嬉しく楽しい時間でした」
「このレターセットを使って手紙を書いてみたいです」
「紙をこんなにも指でさわったのは初めてで楽しかったです」
「『選択』には、たくさんの想いがあって、誰かのことを思い浮かべたり、本当に素敵なことだよなぁと温かい気持ちになりました」
「こんなにおしゃれなものが作れるとは感激です!」

講師の渡邊さん、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

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