写真の日々~こども編~
こどもアートクラブでも、10月は、企画展「東松照明展」にちなんだ、写真の日々でした。
10月24日の活動のテーマは「なりきりとうまつさん」!
一眼レフカメラで、写真撮影に挑戦しました。
まず展覧会場に行き、東松さんの写真を鑑賞しました。
なかでも「キャラクターP」シリーズは大人気。Pがいる場所はどこなんだろう?と、皆の意見を出し合いながら見て行きました。
近づいて撮ったり、離れて撮ったり、撮り方の工夫で作品の様子も変わることに気づきました。
アトリエに戻って、さっそくカメラを触ってみます。
カメラの持ち方、構図の決め方、露出の合わせ方・・・逸る気持ちを抑えて、一つずつ確認していきました。
今回は友達とペアになってカメラを持ちました。
学年が上のお兄さんお姉さんは、小さいメンバーに習ったことを、丁寧に教えていました。
えらい!
屋上や水辺の森公園、出島ワーフを周りながら、発見した素敵なものをレンズに収めていきます。撮影する姿も大人顔負け!屈んでみたり、寝転んでみたり・・・カメラアングルも工夫していました。
表情も真剣そのもの!すっかり、みんな東松さんになりきっていました。
さて、どんな写真が撮れたかな・・・?
そして、後日・・・・
いよいよ写真を完成させる日が来ました
仕上がったたくさんのネガを投射台に乗せ、レンズで慎重にチェックしていきます。
「これだ!」と思う最高の一枚を選び、アトリエ奥の暗室へ・・・
同じ写真でも、プリントの仕方で印象が変わることを教わりました。
自分好みの明るさを、テストプリントして選びます。
暗闇の中でドキドキしながら光をあて、現像液につけて像が浮かび上がった時には、「おお・・・」と唸り声。
そして電気をつけ、自分の作品の出来を確認できた瞬間、歓声が上がりました
作品完成!
すっかり、写真の魅力にハマッてしまったメンバーもいたようです
ぜひ、これからも、東松さんのように長崎でたくさん写真を撮ってくださいね。