明日を拓く日韓合同こども美術交流展
本年度から長崎県美術館と釜山市立美術館が連携して児童画による美術交流展を実施することになりました。
(釜山会場7月28日~8月8日・長崎会場8月21日~8月30日)
なんと長崎県の北端に位置する「対馬」は韓国釜山市と直線で50km未満という大変近い場所に位置しています。
長崎県から一番近い海外の美術館との交流展ということになります。
釜山市立美術館
釜山市立美術館では、1階カフェテリアホールをメイン会場にして展示を行いました。
長崎県や長崎県美術館の紹介、教育普及・生涯学習事業がパネルに展示され、日韓の児童作品も並んで展示されました。
当館からは、長崎工業高等学校のインテリア科の生徒が作った長崎県美術館の模型作品、昨年7月にスペインの画家ホセ・マリア・シシリア氏を講師に迎え、小学生34人が共同制作した「シシリアさんのワークショップ」での作品と、ししのこ保育園の園児が制作したシルクスクリーン版画の作品を展示しました。
釜山市美からは、韓国の小学生が「家族とのハイキング」(1~3年生)、「私の一番幸せな記憶」(4~6年生)をテーマに描いた55点の作品を展示しました。釜山会場のオープニング時には、優秀作の表彰も行われました。
こちらは長崎会場の様子。オープニングセレモニーでは、ししのこ保育園のみなさんがかわいいパフォーマンスを披露してくれました。
国は違えど、子ども達の絵はどれも生き生きとして素敵でした。お互いの作品を鑑賞して、子ども達はどのように感じたのでしょう。
次回はひき続き、「明日を拓く日韓合同こども美術交流展」で開催したワークショップを報告します。
お楽しみに