韓国釜山でのワークショップ「美術館の生き物発見!」
1月23日~24日に韓国釜山市立美術館にて、長崎在住作家によるワークショップを行いました。
実は長崎県美術館は、韓国の釜山市立美術館と交流協定を結んでいて、もう5年以上交流を続けています。
今回のワークショップも、その交流事業の一環として実施しました。
内容は、「美術館の庭園に住んでいそうな生き物をつくろう」というもの。
まずは講師の烏山秀直さんから簡単なスライドショーによる説明。
日本の妖怪や珍しい植物などをみんなで見ました。
なお烏山さんは、現在ビニールを素材とした作品やフラクタルシンメトリなどの図形による繊細で広がりのある作品を発表されている作家さんです。
韓国の子ども達はとにかく、思いついたらすぐにつくり始めます。
材料は身近なものから、一見何に使うかわからない〝?″なものまでいろいろ。
さあ、なにを使おうかな~
なにをつくるか烏山先生と相談中。
つくった「生き物」にふさわしいすみかはどこだろう?
写真は、自動販売機の上と下に住んでいそうな生き物を設置しているところ。
庭園にある作品とコラボレーション。
両日とも気温はマイナス6℃とマイナス9℃とたいへん寒い中にも関わらず、子ども達は最後まで熱中して、それぞれのつくった作品がどんな生き物なのか聴いていました