2013 こどもアートクラブ、始まりました。

小学生30人を対象に年間を通じて鑑賞や表現活動をする会員制のクラブ
こどもアートクラブが今年も始まりました。
第1回は6月15日(土)の、「オリエンテーション・美術館のふしぎ」でした。
3つのマナー「走らない」、「小さな声で話す」、「作品に触らない」を確認してから、みんなで美術館を探検しました。

不思議な銅像もあります。さて、どんなタイトルにしようかな…?


長崎県美術館には「ふしぎ」がたくさんあります。
「扉が二重になっているのはなぜ…?」
「巨大な扉の向こうはどんな部屋…?」
みんなで一緒に、普段は入ることの出来ないバックヤードに行きました。

ここには、ガラスケースや足場など展示に使ういろいろなものが置いてあります。
作品を運ぶためのとても大きなエレベーターには、アートクラブメンバーと保護者の方々と職員とボランティアさんが一度に乗れました!

珍しいものや場所が多くて忘れてしまったかもしれないので、おさらいです。
美術館のドアやシャッターが二重になっているのは外気や埃が直接入らないようにするためです。
巨大な扉に厳重な鍵がかかった収蔵庫という部屋で作品を保管しています。
また、美術館の中では温度と湿度も常にほぼ一定になるようにして、作品を良い状態でより長く多くの人に鑑賞してもらえるように保存するという役割もあります。

それから、グループごとに分かれてボランティアさんと一緒に不思議を探しに行きました。

光る壁は何で出来ているのでしょうか?


答えが気になる方は是非、美術館へ!行くのは難しいという方はホームページへ!

北村西望さんの《花吹雪》になりきりました。はい、ポーズチョキ

展示室にはいろいろな作品があります。侍みたいな人もいます。

横向きに見ると何かが分かる、かも…?

長崎県美術館に今日初めて来た子も、よく来るという子も、一緒に探検をしてみました。
作品だけでなく、景色の良い屋上庭園や魚が泳いでいる運河もあるのでまた遊びに来てくださいね。
アートクラブでは作品づくりもします!

◆追伸◆
今回、キャプション(作品の名札)を設置していない彫刻作品のタイトルを考えて発表してもらいました。
どれも詩的で面白かったので、一部ご紹介します星

作品:ジョアン・ミロ《あるモニュメントのためのプロジェクト》
みんなが考えたタイトル:
・キリン
・笛
・音楽のビル
・化石のかざり
・エレベーター

作品:サルバドール・ダリ《ガラのニュートン》
みんなが考えたタイトル:
・顔が無い人
・おばけ
・人類の絶滅
・水辺の銅像
・時計
・泥人間
などなど

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