透明なキャンバスに絵を描こう
お店で買った商品や、家に届く郵便物など、透明な素材で包装されていませんか?
この透明なプラスチックの袋をキャンバスに見立てて、油性ペンでお絵かきすると、
光を透過する作品の出来上がり。
描き心地も滑らかです。
カラーセロハンを貼っても素敵になりますよ。
涼しげな素材なので、夏の飾りにもおすすめです。
透明なキャンバスに絵を描こう
お店で買った商品や、家に届く郵便物など、透明な素材で包装されていませんか?
この透明なプラスチックの袋をキャンバスに見立てて、油性ペンでお絵かきすると、
光を透過する作品の出来上がり。
描き心地も滑らかです。
カラーセロハンを貼っても素敵になりますよ。
涼しげな素材なので、夏の飾りにもおすすめです。
長崎県美術館は長崎ゆかりの美術とスペイン美術をコレクションの核とし約8,000点の作品を収蔵しています。なかでもスペイン美術「須磨コレクション」の中には、何百年も昔の作品があり、当時の文化や風習を垣間見ることができます。
今回は、肖像画に描かれた人物が身につけている「ひだ襟」に着目します。
ひだ襟とは、16世紀半ばから17世紀前半のヨーロッパにおいて王侯貴族やお金持ちの市民の間で流行りました。日本においても、戦国時代から江戸時代初期に、南蛮貿易でひだ襟がもたらされました。
当館にも、ひだ襟を付けた肖像画作品がありますので、ここで一部ご紹介します。
《フエンテス伯爵》1600年頃
フアン・パントーハ・デ・ラ・クルス
《アントニオ・ペレス(?)》16世紀後半
アロンソ・サンチェス・コエーリョ?
本来、
ひだ襟は布でつくるものですが、今回は紙を材料につくってみましょう。
<材料・道具> ※一般的なサイズの場合
A4サイズの紙3枚、リボン、はさみ、のり、穴あけパンチ、ヘアピンなど
※小さいお子様の場合は、A4サイズの紙2枚で十分です。お好みで調整してください。
<つくり方>
①3枚のA4サイズの紙を半分に切り、図のように折り目をつけていきます。
②パーツを6つ作ったら、のりで繋ぎ合わせていきます。
③ 端から1cm程度のところに、穴をあけていきます。
④首の周囲の、約2倍の長さのリボンを、穴へ通していきます。ヘアピンなどを使うとスムーズです。
⑤身につけて、ひだのバランスを調整すれば完成です!
実際に身につけると、なんだか特別な気分になります。作品の登場人物になりきってみると、作品鑑賞が深まるかもしれません。
「アトリエ便り」では、新型コロナウイルス感染症の拡大が続くなか、頑張っている皆さんへ感謝や応援の気持ちを込めて「青い紫陽花」プロジェクトを始めます。
<青い紫陽花について>
青色については、新型コロナウイルス感染症の拡大にともない、医療従事者への感謝の気持ちを示す取り組みとして「ブルー・ライトアップ」が各地で展開されています。また、青色は気持ちを静めてくれる色ともいわれており、コラージュの作業を通して私たちの気持ちも落ち着いてくる…そんな効果を期待できるかもしれません。
続いて紫陽花については、5〜7月が見頃であり夏の季語であること、当館が所在する長崎市の花であること、鎖国時代に出島のオランダ商館医として来日したドイツ人医師・博物学者シーボルトが愛する「お滝さん(おたきさん)」を想って紫陽花に「オタクサ」と名付けた物語があること…などにちなんでいます。花言葉には「辛抱強い愛情」、「家族団欒」という意味もあるそうです。
みんなで一緒に、「青い紫陽花」をつくりませんか?
<材料や道具>
はさみ、のり、青色の紙、台紙用の厚手の紙(ポストカードサイズやA5サイズ程度だと気負わずにできるのでおすすめです)、マスキングテープなど
<作り方>
コラージュの技法で紫陽花をつくります。
コラージュとは、フランス語で「のりで貼る」という意味。身近な紙を材料に、気軽に取り組むことができるのがコラージュの魅力です。
まずは、家の中で青い紙を探してみましょう。「青」といっても、濃紺、青紫、青緑、水色など、色々な青がありますね。紙質によっても、ずいぶんと作品の表情が変わってきます。
紙が用意できたら、はさみで花びらや葉、茎の形を切って、のりで台紙に貼りつけます。
青い紙がない方のために、青色模様の紙を用意しました。
この記事の最後にダウンロードリンクを掲載していますので、ぜひ使ってくださいね。
作品が完成したら、みなさんの作品の写真またはスキャンしたデータを、下記のメールまでお送りください。ブログ「アトリエ便り」でご紹介します。
たくさんの作品が集まった際には、当館の正面玄関入口にある大型ビジョン(アートビジョン)でもご紹介します。
みなさまのご応募お待ちしております。
<応募方法>
〇作品掲載時に公開してよい作者名またはニックネームを記してください。
〇データは2MB程度、メールの件名に「青い紫陽花作品」と記してください。
〇条件:オリジナル性のあるもの、誹謗中傷のないもの、素材が著作権を侵害しないものに限ります。条件を満たしていない場合、掲載できないこともありますので予めご了承ください。
※掲載時に写真をトリミングさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
〇送り先:workshop-01@nagasaki-museum.jp
〇応募期間:2020年6月21日(日)まで
〇お問合せ:長崎県美術館アトリエ便り係 TEL 095-833-2110
〇作品の写真の撮り方について:
白っぽい背景の上に作品を置き、正面から全体が写るように撮影してください。
例:
みんなできれいな「青い紫陽花」を咲かせましょう。
<青色模様の紙>
ダウンロード後プリントアウトして、使ってくださいね。
▼http://www.nagasaki-museum.jp/image/atelier/blue_001.jpg
▼http://www.nagasaki-museum.jp/image/atelier/blue_002.jpg
▼http://www.nagasaki-museum.jp/image/atelier/blue_003.jpg
▼3枚まとめたPDFデータ
http://www.nagasaki-museum.jp/image/atelier/blue_paper.pdf