アトリエ便りNew

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月に一度、週末のウィークエンドミュージアム。
2月23日(土)・24日(日) は「エンボス版画でカードをつくろう」を実施しました。

段ボールやボール紙などの厚紙を切ったり貼ったりして版を作り、版画プレス機で圧をかけると、凹凸の質感のおもしろいカードが完成。
当日の様子を少しご紹介します。

次回のウィークエンドミュージアムは、3月23日(土)・24日(日)「プラバンでつくるストラップ」です。
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3956&command=education
事前申し込みなしで気軽に参加いただけますので、ぜひ遊びに来てくださいね。

ボランティア研修「スペイン文化講座」

2/17(日)・23(土)、当館所蔵のスペイン美術への理解を深めるための研修講座がありました。長崎純心大学の滝澤修身先生を講師に招き、所蔵作品の時代背景となるスペインの歴史や文化、長崎との関係についてお話しいただきました。
こうして学んだ知識は、ギャラリートークやスクールプログラムなどの活動に役立てています。

雛祭りワークショップ「気持ちを届ける紙のカタチ 〜PAPIER TIGREの紙に気持ちを乗せて届けよう〜」

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春――新しい出会いの季節、さよならの季節、そしてはじまりの季節。
素敵な春を迎えるために、改めて家族や友達、大切な人たちへ気持ちを伝えてみませんか。今年の長崎県美術館の雛祭りは、フランス発PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)の素敵な包装紙を使って、気持ちを届ける封筒や祝袋、手紙折り、そして気持ちを声で届ける糸電話をつくります。
五節句のひとつ「桃の節句」の雛祭りを、みんなで一緒に楽しく過ごしましょう。

雛祭りワークショップ「気持ちを届ける紙のカタチ 〜PAPIER TIGREの紙に気持ちを乗せて届けよう〜」

【日 時】 2019年3月2日(土)・3日(日)10:00~12:00、13:30~16:00
【受 付】当日随時(各回終了の30分前まで)
【参加費】100円  
【制作時間】20〜30分
【講 師】伊藤 心(ito design studio)

〇伊藤 心(いとう しん)
ito design studio / PAPIER TIGRE アジアエリア クリエイティブディレクター
ファッションを中心に広告、グラフィック、テキスタイル、プロダクトをはじめ、様々なジャンルのデザインやプロデュース、アートディレクションなどを手掛ける。http://itodesignstudio.jp/

〇PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)
主に紙を用いたプロダクトやステーショナリーのデザイン、制作、販売を行うブランド。2011年にデザイナーであるジュリアンとアガット、マーケティング&広報を担当するマキシムの3人でパリを拠点に活動を始める。2017年、東京・日本橋浜町に直営店をオープン。http://papiertigre.jp/


こちらは封筒やポチ袋、祝い袋です。
切り取る部分によって、様々な柄の封筒やポチ袋、祝い袋ができます。

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▼こちらは糸電話の型です

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こんなに素敵な糸電話ができるんです!

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みなさんのご参加、心よりお待ちしております。

詳細は長崎県美術館WEBへ
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3984&command=education

ナイトミュージアム

「NEW HELLO! 秋のファンタスティックミュージアム」のイベントとして、11/9(金)にナイトミュージアムを実施しました。

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昨今、日本でも「ナイトミュージアム」という言葉を耳にするようになりましたが、海外のミュージアムでは若い世代を中心に人気のコンテンツです。

長崎県美術館でも実施しよう!と、長らく準備を進めてきました。当日はたくさんの方にご来場いただき、本当に嬉しく思っています。
通常は20:00までの営業ですが、この日は特別に22:30までイベントをしました。

当日の様子を少しご紹介します。

日没後、屋上庭園で美しい夜景を見ながらナイトミュージアムのはじまりをみんなで乾杯するところからスタート!

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エントランスロビーでは音楽イベント「PLANET BAR」を開催しました。
はじまりのキッズディスコでは子どもたちが自由に踊り、DJのみなさんによる素敵な音が響き渡りました。
VJの演出で、いつもの長崎県美術館が夜仕様に!

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また、金・銀の蝶が舞う巨大キラキラオブジェも出現し、空間を彩りました。

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アトリエの「インスタレーション・ワークショップ」では、
オーストラリア人アーティストWill Robinsonさんと、オランダ人アーティストStudio The Futureを招き、参加者と一緒に火山のような大きな作品を作りました。
アトリエにある材料だけを組み合わせて…という条件での即興制作だったので、次々と形を変えていき…みんなで作り上げるプロセスは最高でした。

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またホールでは長崎在住のカナダ人アーティストDavid Atwoodさんによる「コラージュ・ステーション」も。
素晴らしい作品が、次々と生まれていましたよ。

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また、星空CAFEでほろ酔いになり、アトリエ前庭園ではフラフープをまわし…
保育園・幼稚園帰りの子どもたちから、仕事帰りの大人まで…みんなで盛り上がりました。

「美術館って、こんな楽しいことしてもいいんですね!」と、あるお客様がおっしゃっていた言葉が心に残りました。

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11/10(土)11(日)のイベントのご報告はまた改めて。

‘ .「活動の意図」「鑑賞モード」などの話がありました。 .

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ボランティア研修「視覚障害者とつくる美術鑑賞講座」を行いました。

12/21(金)「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」代表・林建太さん、鄭晶晶さん、中川美枝子さんを講師にお迎えし、 当館アートボランティアを対象とした研修を行いました。 翌日に一般向けワークショップを控えての実施です。

見える人と見えない人が対話を通して「ことばをつかって作品をみる」ことについて講義を受けた後、実際に 「クアトロ・ラガッツィ 桃山の夢とまぼろし」の杉本博司作品を鑑賞しました。
 「展示室の空間がどうなっているのか」から始まり、 1つの作品を30分ほど掛けてじっくりと鑑賞しました。
鑑賞後は、感じたことや疑問に思ったことを皆でディスカッションしました。参加者の様子から、本研修の意味について深く考えさせられたようでした。


視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」とは
障害の有無にかかわらず、多様な背景を持つ人が集まり、ことばを交わしながら一緒に美術を鑑賞するワークショップです。さまざまな視点を持ち寄ることで、一人では出会えない新しい美術の楽しみ方を発見できるはず。誰もが気軽に美術館を訪れて、感じていることや印象、経験、考えを自由に語り合う、そんな美術鑑賞のスタイルを目指しています。

バナーバッグチャリティー販売のご報告

すっかり季節が変わりましたが、7/28(土)に実施した「バナーバッグチャリティー販売」についてご報告します。
当日は、販売開始前から多くの方にご来場を頂きました。
結果的に450個のバッグを販売し、484,398円 の売上と募金がありました。
売上金は、熊本地震で被災した文化財の救援と修復のための義援金として「文化財保護・芸術研究助成財団」へ全額寄付致しました。ご協力いただき誠にありがとうございました。

バナーバッグ活動の様子は、旧ブログのリンクをご覧ください。
・活動の様子(旧ブログ)


長崎県美術館では、100名を超えるアートボランティアが活動しています。
これまであまり紹介できていませんでしたが、少しずつブログでもご紹介していきます。

【クアトロ・ラガッツィ 桃山の夢とまぼろし】関連企画「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」

現在開催中の 企画展「クアトロ・ラガッツィ 桃山の夢とまぼろし ―杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ」 は、もうご覧になられましたか?
今回、関連企画として鑑賞ワークショップを開催します。 
視覚障害者のナビゲートのもと、見える人と見えない人とが「対話」を通して一緒に作品を鑑賞します。障害の有無に関わらず、どなたでも参加いただけます。
ひとりでは味わえない「鑑賞の深まり」を感じていただける機会です。皆さまの申し込み、お待ちしております。 

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」とは…
障害の有無にかかわらず、多様な背景を持つ人が集まり、ことばを交わしながら一緒に美術を鑑賞するワークショップです。さまざまな視点を持ち寄ることで、一人では出会えない新しい美術の楽しみ方を発見できるはず。誰もが気軽に美術館を訪れて、感じていることや印象、経験、考えを自由に語り合う、そんな美術鑑賞のスタイルを目指しています。
https://www.facebook.com/kanshows/


日時|12月22日(土)10:30~12:30
会場|企画展示室
講師|「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」
代表・林建太、鄭晶晶、中川美枝子、分部史織
定員|14名
参加費|無料(要本展観覧券)
申込締切|12月9日(日)必着
申込方法|
参加希望の①ワークショップ名、参加者全員の②氏名(フリガナ)③性別 ④年齢 ⑤郵便番号 ⑥住所 ⑦電話番号を明記の上、ハガキまたはEメールにてお申し込みください。「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」の申込時には、⑧障害の有無と種別、盲導犬や付き添い者の有無 ⑨参加動機も明記ください。

※応募多数の場合は抽選となります。
※結果は当選者にのみ、開催日の10日前までに通知ハガキを発送致します。
宛 先|〒850-0862 長崎市出島町2-1 
「長崎県美術館杉本博司展ワークショップ」係
<メール>workshop-01@nagasaki-museum.jp

企画展|
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 世界文化遺産登録記念 クアトロ・ラガッツィ 桃山の夢とまぼろし ―杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/1047

▼こちらの写真は、以前、当館のコレクション展を鑑賞したときの様子です。
ひとつひとつの作品を、みんなでおしゃべりしながらじっくり鑑賞中。
様々な背景を持つ人たちが集い鑑賞することで、ひとりでは到底味わうことのできない鑑賞の深まりを感じることができます。

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クアトロ・ラガッツィ展関連企画「活版印刷でクリスマスカードをつくろう」

クアトロ・ラガッツィ展関連企画ワークショップ「活版印刷でクリスマスカードをつくろう」を開催します。

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日本で初めて活版印刷を行なったのは天正遣欧使節に随行した諫早出身のコンスタンチノ・ドラードでした。使節がヨーロッパから持ち帰った活版印刷機を使い、南島原の加津佐町で教理書などの印刷を行なったドラードにちなんで、教会の写真や聖歌などを印刷してクリスマスカードを作ります。

日時|2018年12月1日(土)16:30~19:00、2日(日)10:30~12:00、13:30~16:00 
講師|中川たくま(ブルームーンデザイン事務所)
受付|当日随時 ※最終受付は各回終了の30分前
対象|子どもから大人まで ※小学生以下は保護者同伴
参加費|100円
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3945&command=education

皆さんのご参加お待ちしております。

▼展覧会の詳細はこちらから!
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産 世界文化遺産登録記念 クアトロ・ラガッツィ 桃山の夢とまぼろし ―杉本博司と天正少年使節が見たヨーロッパ
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/1047

Books Forever(ブックス・フォーエバー)


11月3日(土)・4日(日)の2日間、NEW HELLO! 秋のファンタスティックミュージアム プレイベント「Books Forever(ブックス・フォーエバー)」を実施しました。

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講師に、オランダ・アムステルダムを拠点に活動する、印刷出版社/アーティスト Studio The Future(スタジオ・ザ・フューチャー)のヴィンセントさんとクララさんをお招きし、オリジナルの小冊子をつくりました。


まずは様々な色と質感の紙の中から好きなものを組み合わせ、きれいに折り目をつけて「cradle(クレイドル)」という道具を使って穴を開けました。それから針と糸を使って綴じてあっという間に完成!

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製本の作業が初めてという方でも簡単に制作でき、皆さん大満足だったようです。
これを機に自分でノートやアルバムをつくったり、作品を掲載したポートフォリオをつくったりしたいという方がたくさんいらっしゃいました。

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デジタルアーカイブが主流の昨今ではありますが、「紙や現物の本ならではの良さや強みがあるよね」という話から講師の2人と今回のワークショップ「Books Forever」を企画したので、参加いただいた皆さんに想いが伝わったようで大変嬉しく感じています。

また、3日(土)には講師の2人による、オランダ・アムステルダムのナイトミュージアムに関してミニレクチャーをしていただきました。

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ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

NEW HELLO!
秋のファンタスティックミュージアム!
2018年11月9日(金)~11日(日) ◎入場無料

子どもから大人まで楽しめるイベント「秋のファンタスティックミュージアム」。「ニューハロー!」をテーマに、アーティストとの出会いや参加者同士の交流の場として、音楽イベントや各種ワークショップを開催します。

▼イベントの詳細はこちらをチェック!
http://www.nagasaki-museum.jp/event/archives/1885

▼YouTube
https://youtu.be/uCH2mecGmko

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