長崎県美術館 メルマガ（vol.91）
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- 長崎県美術館 メルマガ（vol.91）
- 配信日時
- 2011/12/28 11:49
メルマガ長崎県美術館
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○2011/12/28
INDEX
1)新着情報
2)館長コラム
3)展覧会情報
・企画展「ロバート・ハインデル展-人間賛歌-」
・次回企画展「ウルトラマン・アート！ 時代と創造－ウルトラマン＆ウルトラセブン」
・美術館コレクション展
・特別展「文化庁メディア芸術祭ネットワークス長崎巡回」
4）募集案内
・ウルトラマン・アート！展ワークショップ参加者募集
・スペイン美術史セミナー（４）参加者募集
5)イベント情報
・イブニングライブ
6)カフェ・ショップ情報
・カフェ／新スウィーツ情報、正月営業時間のお知らせ
・ショップ／新着情報
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1)新着情報
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お正月２days 無料ご招待
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当館の年末年始の休館日は、2011年12月29日（木）-2012年1月1日（元日）。
正月は、1月2日から開館いたします。
1月2日、3日の2日間は、全ての方を対象に「ロバート・ハインデル展」と
美術館コレクション展へ無料ご招待いたします。
この機会にぜひお越し下さい。
◇期 間／1月2日（月・祝）、3日（日）
◇開館時間／10:00-18:00（展示室の最終入場は17:30まで）
※1月4日以降の開館時間は10:00-20:00（展示室の最終入場は19:30まで）
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2)館長コラム
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「年越し蕎麦の効用」 館長 米田 耕司
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いよいよ年の瀬も迫り、ゆく年くる年の大晦日も間近です。皆様、今年も
美術館へのご支援・ご協力を賜りまして誠にありがとうございました。
お蔭様で職員一同元気に力を合わせて楽しい美術館づくりに邁進しております。
来る新年も倍旧のご支援、お力添えをどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、私事ですが、前号のメルマガ90号を発行して、翌日から二泊三日で
検査入院をしました。幸いに健康面は良好ということで安心です。
しかし、今年は残念なこともありました。当館の経営をご指導いただきました
松藤悟前長崎商工会議所会頭が11月に急逝されました。12月には、同じく日ごろ
お世話になりました脚本家の市川森一さんが突然お亡くなりになりなりました。
ご両人の外にも若い頃よりお世話になった方がたを見送る寂しさが年の瀬には
身にしみてきます。その直後のメルマガ執筆だったので、少し暗い文章に
なってしまいました。どうぞご容赦ください。
さて、歳末の話題として思い出すのは「年越し蕎麦」の話です。今年の夏、
加賀や能登に金沢城や七尾城の石垣や石組みなど城郭を観に行って来ました。
その折に能登の七尾で仏壇店を営む友人と数十年ぶりに会いました。
彼は、漆や金箔を使用して仏壇・仏具を製作する伝統工芸士で、
有名な寺院などの文化財の修復も手がけていて経験豊富な人です。
彼に会うと昭和40年頃の話を思い出します。今から40年以上も前のことです。
恩師樋口清之先生がその友人に質問していた時のこと。先生の質問は
「君の家では大晦日に畳やゴザを蕎麦団子でもって叩いているか？」というもの
でした。それに対し友人は「昭和30年頃までは祖父や父の代までやっていました」と
答えました。何のことかと聞いていたら、江戸時代から金細工や金箔を扱う
飾職人や仏壇屋などが一年の終りの仕事納めにやっていた風習だそうです。
一年間座って仕事をしていた作業場の畳の目に金箔や金粉が詰まっています。
それを回収するために蕎麦団子を畳の目に叩きつけて、傍らの漆塗りのタライに
水を張り何度も団子を洗う。すると比重の重い金がタライの底に溜まるという、
もともとは職人の文化だったのです。このことから、蕎麦は金を呼ぶということで、
年越し蕎麦を食べると金が集まり新年から裕福な生活になるという縁起かつぎが
人々に普及して、今日に及んでいるということです。このことは、再度能登で
友人に確かめたことです。因みにウドンは「ツルツル カメカメ」（鶴・亀）で
これも縁起がいいようです。では、良いお年をお迎えください。
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3)展覧会情報
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■企画展（企画展示室）
○2011年12月16日（金）-2012年1月22日（日）
ロバート・ハインデル展-人間賛歌-
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ロバート・ハインデル（1938-2005）は、英国ロイヤルバレエ団をはじめとする
世界有数のバレエ団のダンサーを描き続けたアメリカ出身の画家です。
人体の躍動する美しさに魅せられたハインデルは、ひたむきに努力する
ダンサーの姿を通して、希望、落胆、思索、祈りなど揺れ動く感情をも
表現しようとしました。本展覧会はバレエのみならず、ミュージカル、能、
歌舞伎などの舞台芸術を題材に、人間を慈しみ、見つめ続けたハインデルの
人間賛歌とも言うべき作品約100点が一堂に会します。あわせて、
エドガー・ドガ（1834-1917）《ばら色の踊り子》（1878年）を特別展示いたします。
時代を異にしながらもバレエをテーマに描き続けた二人の作品が並ぶ
この機会をお見逃しなく。
本展概要について、詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/kikaku-next/index.html
関連企画について、詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/kikaku-next/event.html
米田館長のギャラリートークや当日参加できるデッサン教室、
映画「ブラック・スワン」の上映会など、多彩な関連企画を行います。
ぜひご参加ください。
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■次回企画展（企画展示室）
○1月27日（金）-3月31日（土）
ウルトラマン・アート！ 時代と創造－ウルトラマン＆ウルトラセブン
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空想特撮シリーズ『ウルトラマン』のテレビ放送が始まったのは昭和41年（1966）
7月のことです。本展覧会では、デザイン画や撮影に使われた衣装、記録写真、
フィギュアなど、400点以上もの資料をもとに、約半世紀にもわたって愛されてきた
ウルトラマンの歴史を美術の視点から紐解きます。
詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=730&command=plan
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■美術館コレクション展(常設展示室）
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常設展示室の第1室から5室では、当館所蔵の長崎ゆかりの美術とスペイン
美術を年数回の展示替えにより随時ご紹介しています。
現在開催中の展示はこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/jousetsu/index.html
【展示替え】
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第4室
2012年1月24日（火）-3月25日（日）
ゴヤ版画集「闘牛技」1
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詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=747&command=standing
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■特別展（県民ギャラリーＡ・Ｂ室ほか）
○1月2日（月・祝）-1月8日（日）
文化庁メディア芸術祭ネットワークス 長崎巡回
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第14回文化庁メディア芸術祭のアート部門優秀賞受賞作品である
『10番目の感傷（点・線・面）』を展示するとともに、作者であるクワクボリョウタ氏の
創作活動や作品の魅力を丁寧に紹介します。
会期最終日の1月8日（日）には、同氏をお迎えしたトークショーを開催します。
会場では、歴代受賞作品の変遷を軸に、文化庁メディア芸術祭の 15 年間の
歩みも紹介します。また、会期中には、第14回文化庁メディア芸術祭の映像作品も
上映します。アート、エンターテインメント、アニメーションの各部門から選ばれた、
新しい視覚体験や表現の幅の広がりを感じさせる作品を集めたプログラムです。
詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/event/networks.html
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4)募集案内
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■ウルトラマン・アート！展関連企画
ワークショップ「親子でつくろう！創作怪獣大作戦」
○1月28日（土）、2月4日（土）10：00～15：00 ※2日間で制作。事前申込制。
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親子でオリジナル怪獣を制作し、完成後はアトリエ内のジオラマを用いて特撮にも
挑戦！（特撮写真は「親子・創作怪獣フォトコンテスト」に出品します）
内容・申込方法など詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=1869&command=education
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■大人向け生涯学習講座3「スペイン美術史セミナー」
第4回「18世紀からゴヤへ」
○1月29日（日）10:30-12:30 ※事前申込制
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スペインの多彩な美術の史的展開を、所蔵作品の紹介も交えながら、
6回の講義で概観する講座の第4回。各回単独でもご参加いただけます。
詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=1771&command=lecture
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5)イベント情報
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■イブニングライブ
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毎月第2・4日曜日の夕方から夜にかけて活水女子大学音楽学部と
長崎大学教育学部の音楽家のみなさんが素敵な音楽を奏でます。
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○活水女子大学による演奏
1月8日（日）（１）16:00-16:30 （２）18:00-18:30
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○長崎大学による演奏
1月22日（日）（１）16:00-16:30 （２）18:00-18:30
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6)カフェ＆ショップ情報
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■カフェ 新スウィーツ登場
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カフェでは、1月上旬から新スウィーツが登場します！
鹿児島産のきんかんときび砂糖で作った優しい甘さのタルトは1月2日から、
そのほか、長崎県産の苺を使ったムースや生姜ときび砂糖を使った大人の
チョコレートケーキ、洋梨のシロップ漬けとくるみ風味のタルトは1月5日から発売します。
豊富な種類の新スウィーツをぜひお試しください。
【お知らせ】
1月2日、3日は下記の通り営業時間が変わります。
また、「トマトソーススパゲティ」や「野菜スープ」など一部ご提供できないメニューが
ありますのでご了承ください。
○1月2日、3日の営業時間／10:00ｰ18:00
※フードメニュー／11:00-17:30オーダーストップ
※ドリンク、スウィーツ／10:00-17:30オーダーストップ
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■ショップ
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ミュージアムショップでは、素敵な新商品を入荷しています。
ご来館の折にはぜひお立ち寄り下さい。
★インスタントフィルム
2008年に世界からなくなってしまったインスタントフィルムは、「impossible project」に
より2010年に復活しました。ポラロイドカメラと共にどうぞ。
★BOVETTIチョコレート
フランスの「BOVETTI（ボヴェッティ）」チョコレートは、安全で安心な
最高級の素材のみを使用して作られています。バラの花びらの砂糖漬けや
ラベンダー、ピンクペッパーをちりばめてあり、見た目も素敵です。
詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/goods/goods/new.html
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《お問合せ》長崎県美術館 長崎市出島町2-1 tel095-833-2110
【開館時間】10:00-20:00 ※1月2日、3日は10:00-18:00
【休館日】第２・第４月曜（祝日の場合は翌火曜）
※年末年始の休館日／12月29日（木）-2012年1月1日（元日）
《長崎県美術館メールマガジン》
配信中止・配信先変更は、以下のホームページからアクセスできます。
http://www.nagasaki-museum.jp/
長崎県美術館━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
