長崎県美術館 メルマガ(vol.9)
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- 長崎県美術館 メルマガ(vol.9)
- 配信日時
- 2005/12/24 14:39
メルマガ長崎県美術館
□───────────────────○2005/12/24(毎月1回発行)
長崎県美術館では、12/26(月)は臨時開館しています。
また、お正月は1/2(月)より開館しています。
皆様のお越しをお待ちしています。
【年末年始の休館日】12/29~1/1
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INDEX
《最新情報》
1)展覧会情報
■企画展
○1/5(木)まで「ベルギー象徴派展」
○1/11(水)-2/12(日)
南仏モンペリエ・ファーブル美術館所蔵
「魅惑の17-19世紀フランス絵画展」
■常設展
○3/12(日)まで「長崎異国風景」
○3/12(日)まで「森正洋展」
○1/22(日)まで「須磨コレクション1」
○2/12(日)まで「ゴヤ四大版画集より『妄』」
○4/9 (日)まで「スペイン近現代美術3」
■教育プログラム
○クリスマスイベント
12/24(土)13:00-15:00、25(日)13:00-16:30
「クリスマスキャンドル★ワークショップ 」
○移動美術館 長崎県小値賀町 2006/1/14(土)-22(日)
2)注目イベント
■企画展「ベルギー象徴派展」関連イベント
○学芸員によるギャラリートーク 12/25(日)15:00-15:30
○コンテンポラリー・ダンスカンパニー「ローザス」の映像作品上映
「Hoppla!」1/2(月)-1/4(水)14:00-14:55
■企画展「魅惑の17-19世紀フランス絵画展」 関連イベント
○講演会 1/22(日)14:00-16:00「フランス絵画の近代-その栄光と魅力」
○映画上映会 1/14(土)、1/28(土)、2/4(土)、2/11(土)
○学芸員によるギャラリートーク
水・日曜日(1/11、22を除く)14:00-14:30
■アートミュージアム「イブニング・ライブ」①16:30- ②18:00-
○12/25(日)By長崎大学&活水女子大学
○1/8(日)By活水女子大学
■シエスタミュージック-美術館で室内楽-
1/18(水)By『Trio Sereno(トリオ・セレーノ)』
■コンサート情報
1/7(土)『ニューイヤーコンサート - 和の心 筝演奏 -』
3)ショップ情報 「森正洋さんの平形めし茶わんについて」
ミュージアムショップ チーフ 濱田美由紀談
4)今月のピックアップ 「いつも同じではないのでした。」
当館学芸員 伊藤晴子談
5)アートボランティア 今月のパーソナリティ
「教育ボランティア 増井立美さん」
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《最新情報》
1)展覧会情報
■企画展
○1/5(木)まで「ベルギー象徴派展」
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/kikaku/index.html
1/5(木)までの期間限定 お得なセット券販売中!
「ベルギー象徴派展+カフェケーキセット」セット券1,000円(税込)
ベルギー象徴派展当日(一般900円)とカフェのケーキセット(650円)
通常1,550円のところを、1,000円にて期間限定で販売中です。
この機会にぜひご利用下さい。
販売場所:1F受付(当日販売のみ)
※他の割引・サービスとの併用はできません。
※1F受付にて購入時、チケットとカフェ引換券をお渡しします。
○1/11(水)-2/12(日)
南仏モンペリエ・ファーブル美術館所蔵
「魅惑の17-19世紀フランス絵画展」
南フランスのモンペリエにあるファーブル美術館は、1828年に、画家フラ
ンソワ=グザヴィエ・ファーブル(1766-1837)のコレクションをもとに開館
しました。
それ以後も優れた作品の収集を重ねており、その充実したコレクションで、
フランスの地方美術館としては名高い存在となっています。主要な収蔵品
をまとめて紹介するこのたびの展覧会は、同館が2006年末まで改修工事の
ため閉館することから可能になりました。
本展は、このファーブル美術館の名品約90点を選りすぐり、17世紀から20
世紀初頭までのフランス絵画の流れを概観するものです。プッサンから、
グルーズ、ドラクロワ、ミレー、シスレー、そしてマティスまで、フランス
美術の精髄を体現しているともいうべき画家たちの出品作のほとんどが、
本邦初公開となります。さらに特筆すべきは、クールベの代表作《出会い、
こんにちはクールベさん》や、「印象派」としての活躍を始める直前に普仏
戦争で命を奪われたバジールの清冽な作品群が公開されることでしょう。
おそらく日本では二度と目にすることのできない作品の数々を、この機会に
ぜひご覧下さい。
◆開館時間|10:00~20:00(入館は19:30まで)*最終日は18:00まで
◆休館日|1月23日〔月〕
◆観覧料|一般1,000円(800円)/高大生800円(600円)/
中学生500円(300円)/70歳以上 700円(500円)
小学生以下は無料
※( )内は前売りおよび20名以上の団体割引料金です。
※前売券は、お近くのチケットぴあ(Pコード:686-337)、ローソンチ
ケット(Lコード:84035)、浜屋プレイガイド、S東美プレイガイド、
紀伊國屋書店長崎店(夢彩都内)の取扱店でお求めいただけます。
※障害者手帳保持者及び介護者1名までは5割減額いたします。
※当企画展の観覧券をお持ちの方は、常設展を団体割引料金でご覧いた
だけます。
※常設展の観覧券をお持ちの方は、 当企画展を団体割引料金でご覧いた
だけます。
■常設展
長崎県美術館は、長崎ゆかりの美術とスペイン美術をコレクションの大
きな柱としています。常設展示室ではこれらの作品を、年数回の展示替
えを交え随時ご紹介しています。
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/jousetsu/index.html
○3/12(日)まで「長崎異国風景」
スペイン・ポルトガル・中国・オランダなどからの影響が色濃く残る
長崎の風景を油彩、版画、水彩、写真作品で紹介します。
○3/12(日)まで「森正洋展」
陶磁器デザインの先駆者である森正洋の作品を紹介します。
○1/22(日)まで「須磨コレクション1」
15世紀から1940年代までの幅広いコレクションを誇る須磨コレクション
の中から厳選しご紹介します。
○2/12(日)まで「ゴヤ四大版画集より『妄』」
ゴヤ最晩年に制作された未完成の連作版画集『妄』。
国内では当館のみが所蔵する「完全版」全22点を公開いたします。
異様な迫力に満ちた作品世界をご覧下さい。
■教育プログラム
○クリスマスイベント
2005/12/24(土)13:00-15:00、25(日)13:00-16:30
「クリスマスキャンドル★ワークショップ 」
ツリーやケーキの形をした土台に好きなかざりをのせて、キャンドルを
つくろう。制作時間は約10分。
◇場 所:アトリエ
◇対 象:6歳~大人
◇参加料:100円、申込不要、参加自由
○移動美術館 1/14(土)-22(日)
長崎県美術館では、県内の文化振興の一環として、収蔵作品を各市町村で
展示する「移動美術館」を10月に諫早市森山町で、11月に東彼杵町にて開
催し、大好評をいただきました。今回は小値賀町で開催します。
美術館の名品を鑑賞いただき、併せてワークショップやギャラリートーク
をお楽しみいただけます。
◇場所:小値賀町離島開発総合センター
◇時間:9:00-18:00
・オープニングセレモニー 1/14(土)10:00-
・ワークショップ 1/14(土)
対 象:小学生-大人(親子での参加も可能です)
定 員:20名
参加料:無料
申込先:小値賀町教育委員会 tel:0959-56-3838
1)13:00-15:30 シルクスクリーン
シルクスクリーンという版画の技法で、オリジナルのバッグや
Tシャツを制作します。
2)10:00-12:30、14:00-16:30 絵の具作り
自然の素材(石や植物)から絵の具を作り、それらで絵を描きます。
・鑑賞教室 16日(月)・17日(火)
こどもの目線で鑑賞を楽しむことができる「鑑賞教室」を開催。
美術館の教育スタッフが作品について子どもたちとおしゃべりをしな
がら絵をみていきます。
■企画展「ベルギー象徴派展」 関連イベント
◎学芸員によるギャラリートーク 12/25(日)15:00-15:30
◎コンテンポラリー・ダンスカンパニー「ローザス」の映像作品上映
「Hoppla!」1989年 52分
監督: ウォルフガング・コルブ
振付: アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル
出演: ローザス
音楽: ベラ・バルトーク ≪ミクロコスモス≫≪弦楽四重奏曲第4番≫
◇上映日時:1/2(月)、3(火)、4(水) 14:00-14:55
◇会場:ホール
◇定員:100名(入場無料)
ベルギーを拠点として、コンテンポラリー・ダンスを世界的に牽引してきた
カンパニー「ローザス」。カンパニーの芸術監督/振付家アンヌ・テレサ・
ドゥ・ケースマイケルとローザスは、舞台における活躍と同様傑出した映
像作品も数多く発表し続けています。
長崎県美術館では、ベルギー象徴派展の関連企画として、ローザスの映像
作品の中から「Hoppla!」を長崎では初めて上映いたします。
ローザスの美しいダンスとヨーロッパ・アート・フィルムの現在を観にきま
せんか?
■企画展「魅惑の17-19世紀フランス絵画展」 関連イベント
◎講演会 1/22(日)14:00-16:00「フランス絵画の近代-その栄光と魅力」
◇講師:高階秀爾(大原美術館館長)
◇会場:ホール
◇定員:先着120名(聴講無料)
◎映画上映会
◇時間:16:00-(開場は30分前)
◇会場:ホール
◇定員:各先着100名(入場無料)
○1/14(土)、2/4(土)
アラン・レネ短編傑作選『ヴァン・ゴッホ』(18分・1949年・フランス)
『ゲルニカ』(13分・1949年・フランス)など
全5作/90分
○1/28(土)、2/11(土)
『月世界旅行』(ジョルジュ・メリエス監督 12分・1902年・フランス)
ジャン・リュック・ゴダール短編傑作選『水の話』
(12分・1958年・フランス)など、全3作/70分
◎学芸員によるギャラリートーク
◇水・日曜日:14:00-14:30(1/11・22を除く)
◇会場:企画展示室
◇定員:先着20名程度
◇聴講無料、但し観覧券が必要です
■アートミュージアム「イブニング・ライブ」①16:30- ②18:00-
○12/25(日)By長崎大学&活水女子大学
『クリスマススペシャル- 活水女子大学+長崎大学』
今年最後のイブニングライブは特別に2大学が一緒に演奏します。
パイプオルガン、合唱、アンサンブルとクリスマスの夜を素敵に
演出します。
○1/8(日)By活水女子大学
『年の初めのモーツァルト - モーツァルトイヤー2006を迎えて』
2006年最初のイブニングライブは、モーツァルト生誕250年を迎えて
モーツァルト珠玉のピアノ作品とその手紙で送ります。
■シエスタミュージック-美術館で室内楽-
1/18(水)By『Trio Sereno(トリオ・セレーノ)』
■コンサート情報
1/7(土)『ニューイヤーコンサート - 和の心 筝演奏 -』
年始にふさわしく日本の伝統音楽でお客様をお迎えします。
演奏:H music(筝とフルート)
曲目:「春の海」「六段」「桜幻想曲」他
3)ショップ情報
「森正洋さんの平形めし茶わんについて」
ミュージアムショップチーフ 濱田美由紀談
12月13日より、常設展示室にて行われております「森正洋展」はもうご覧
いただけましたでしょうか。
会期中、ミュージアムショップでは、森先生がデザインされた食器を取り
揃えております。
展示室では、作品ということもあり、触れることができないものもござい
ますが、ショップでは、心ゆくまで、手にとっていただいて、お楽しみく
ださい。
特にショップスタッフおすすめの商品は、『平形めし茶わん』です。
大ぶりで浅めの平形の茶わんは、とても食べやすく、碗の内側も広く見え
て楽しめます。
250種以上もあるという柄のバリエーションも豊富で、「お父さんはこれ、
お母さんはこれ・・・」と、家族一人ひとりの顔が浮かんでくるようです。
「毎日使う、日常の器こそが、一番大事な器です。」と語った森先生のデ
ザインは、お言葉の通り、誰かの家の食卓であったかいご飯とともに居る
のが、本当は一番似合うような、私たちの生活を考えて創られた器たちです。
新しい年を迎えるにあたって、自分だけの平形めし茶わんを探しに、ミュー
ジアムショップへお出かけしてみませんか?
4)今月のピックアップ
「いつも同じではないのでした。」
当館学芸員 伊藤晴子談
悲しいことですが・・・ご来館の皆様に、「常設展もどうですか」とお勧め
しますと、「いつも同じでしょ。また今度。」と断られてしまいます。
常設展示室は、実は、「いつも同じ」ではございません。
常設展示室は、5つの部屋に分かれており、それぞれの部屋で、数ヶ月ごと
に展示替えを行っております。
特に、現在開催中の「森正洋展」では、design-mori.connexion.Inc.の全面
的なご協力をいただき、しょうゆさしの試作品や無印良品のための最新作な
どをお借りしており、所蔵作品をご紹介する所謂「常設展」の範疇を越えた
「小企画展」と位置づけるべき内容となっております。
そして、「ゴヤ四大版画集より『妄』」では、開館前に収集した初版でかつ
良質な刷りの『妄』18点全点と、後に発見された4点の同シリーズの試し刷り
も展示いたしております。完璧な22点の良質な『妄』、日本国内では当館のみ
が所蔵する、誇るべき収蔵作品のひとつです。
常設展示室、これからも数ヶ月に一度、定期的にご来場いただければ幸いです。
毎週土曜日午後2時からは、ギャラートークも行っております・・・。
5)アートボランティア 今月のパーソナリティ
「教育ボランティア 増井立美さん」
学校の美術の時間が減っている今こそ、可能な限りのプログラムを子供達に
提供したいというスタッフの熱意に魅かれて、教育部門をお手伝いしていま
す。床にシートを敷き詰め、ポロック気分のドリッピングや、手も足も絵の
具だらけの大制作。立派な機械でドライポイントも。手作りのくんち神輿を
担いで、館内を回ったり…。へエーと言いながらの楽しいお手伝いです。
おしゃべり鑑賞の帰り道、バス停で思わず子供に話しかけている自分にハッ
としたり…。
12月は、キャンドルの材クリスマスマスツリー、イルミネーションなど、
美術館はクリスマスマスモードでいっぱい。
泡いっぱいの、ベルギービールもお勧めですよ!
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配信中止・配信先変更は、以下のホームページからアクセスできます。
http://www.nagasaki-museum.jp/
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