長崎県美術館メルマガ(vol.107)

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長崎県美術館メルマガ(vol.107)
配信日時
2013/4/30 18:21
本文
(vol.107)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

メルマガ長崎県美術館

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○2013/4/30

INDEX

1)館長コラム

2)展覧会情報
 ・企画展「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」
 ・次回企画展「現代スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペス展」
 ・美術館コレクション展「長崎の美術5 未完の青春-横手貞美」

3)募集案内
 ・2013年度「こどもアートクラブ」参加者募集!
 ・アントニオ・ロペス関連企画ワークショップ「マンチャのデッサンを学ぶ」参加者募集!

4)イベント情報
 ・春のぽかぽか美術館2013
 ・イブニングライブ

5)カフェ
 ・山本二三展特別メニュー「ふんわり雲のブラマンジェ」登場!

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1)館長コラム
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「平成25年度の幸先良いスタート」  館長 米田 耕司
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 新年度に入り今年も一ヶ月が過ぎようとしています。新年度の展覧会の皮切りは、
美術館コレクション展では、「東松照明の写真」(5月12日まで)です。
また、企画展の第一弾として「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」
(6月23日まで)も始まりました。会場には長崎会場だけのオリジナル作品を含めた
約200点が展示中です。開催して10日目の昨日4月29日には入場者1万人目の
ご家族をお迎えできました。幸先の良いスタートが切れました。
 今年の連休は暦の関係で前半と後半に分かれています。ちょうど今日は中間点です。
私は連休前半には全国美術館会議(全美)やアントニオ・ロペス展の関係で
東京におりました。4月27日土曜日の朝、多くの友人から、今朝の日経新聞を
見るように電話やメールがありました。それは「NIKKEIプラス1」の一面に
「カフェも楽しめる美術館」ランキングで西日本エリアの第一位に当館が選ばれた、
というニュースでした。「運河に浮いているような感覚」とサブタイトル。美術館の
コンセプトが雑誌や新聞で、定着してきたようで大変嬉しいことです。
 思い起こしますと、今から30年以上前に東京で行われた美術館研究会において、
美術館のカフェ&レストランについて話し合ったことがありました。「将来日本の
美術館がもっと市民生活に密接した存在になったら、館長の年頭の抱負で
フランス料理の一流シェフを呼びたい、と言えるような時代になれば良いね」と。
当時は夢のような話でした。6年前の平成19年4月に着任早々の頃、
この気持ちを美術館内で話をしました。当館では毎月来館者アンケートを
行っています。それまでは喫茶仕様であった当館カフェに対し、利用者から
「美術館で食事がしたい」という要望があることが分かりました。そして同年6月には
フランス料理の巨匠・上柿元勝シェフを紹介され、シェフに年来の夢をお話しました。
そのご縁で当館のカフェ&レストランのプロデュースをお願いし、カフェ&レストラン
機能の強化に着手。リニュ-アルオープンをしたのが平成19年10月5日でした。
見ている人は見ているもので、翌年の平成20年9月に名古屋の大学の先生が
書いた『メガ・リージョンの攻防 -人材・企業の争奪戦にどう勝利するか-』と
いう本に「長崎県美術館のことが出ているよ」と新聞社の友人から教示。
「美術館に求められるエンターティメント性」という見出しで当館のカフェのことなど
書かれていました。そして昨年秋に雑誌「カーサブルータス」(9月号)の
「ニッポンで一番のミュージアムカフェ&レストランはどこだ?」という企画で
全国第4位に選ばれ、広く注目されるようになりました。「日経トレンディ」
(10月号)では「ミューめしで選ぶ美術館」でも当館が選ばれ「上柿元シェフの
料理をオリジナルの磁器で」と紹介されました。美術館は「市民生活の
リビングルーム」です。日常的にご利用をしていただければ幸甚です。



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2)展覧会情報
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■企画展(企画展示室)
○2013年4月20日(土)-6月23日(日)
日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展
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「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」などのスタジオジブリ作品をはじめ、
「未来少年コナン」「時をかける少女」など日本アニメーション史に残る数々の
名作を手がけた五島市出身のアニメーション美術監督・山本二三(やまもとにぞう 
1953- )の仕事を、長崎会場オリジナル作品を含めた約200点によりご紹介します。


詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/kikaku/yamamotonizo_01.html


関連企画ピックアップ
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○米田館長のギャラリートーク
5月1日(水)、2日(木)各日14:00-14:30
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山本二三展の見どころや、米田館長が自身の目で確かめた山本二三の背景画の
世界について、分かりやすくお話しします。

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=2408&command=lecture


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■次回企画展(企画展示室)
○2013年6月29日(土)-8月25日(日)
現代スペイン・リアリズムの巨匠 アントニオ・ロペス展
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スペイン現代美術を代表する作家であり、映画『マルメロの陽光』
(ビクトル・エリセ監督)で知られるアントニオ・ロペス(1936-)の日本初となる待望の
回顧展。全世界に熱烈な信奉者を持ち、スペインでの大規模な個展(2011)でも
記録的な来場者数を獲得したロペス芸術の精華を、代表作64点によりご紹介します。

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/kikaku/antoniolopez.html

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■美術館コレクション展(常設展示室)
○2013年5月16日(木)-7月21日(日)
長崎の美術5 未完の青春-横手貞美
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「長崎の美術」シリーズ第五弾として、横手貞美(1899-1931)を紹介します。
昭和初期に佐伯祐三を頼ってパリに渡り、独自の作風を見出しかけた矢先に
客死した「悲劇の画家」の画業を再検証します。
(常設展示室第1・2室)

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/jousetsu/yokotesadami.html


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3)募集案内
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■2013年度「こどもアートクラブ」参加者募集!
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2013年度、「こどもアートクラブ」の参加者を募集します。

◇対象|小学生(1-6年) 
◇定員|30名
◇期間|6月-2014年1月(全6回)
◇時間|土・日10:00-12:30
◇参加費|3,000円(材料費全6回分)
◇申し込み締切|5月31日(金)必着

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/kyouiku/2013artclub.html

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■アントニオ・ロペス関連企画
 ワークショップ「マンチャのデッサンを学ぶ」 参加者募集! ※事前申込制
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スペイン伝統のマンチャのデッサンを学ぶワークショップです。マンチャ(汚れ)とは、
鉛筆や木炭等で描いた部分を指や動物の皮を使ってこすることで、量感や
存在感を表現する技法のことです。講師の石黒賢一郎氏は、長年スペイン
リアリズムに学び、存在感のある強固な細密描写が魅力の作家です。
当日は、当館所蔵のスペイン現代美術の作家についてのお話もうかがえる予定です。


◇講師│石黒賢一郎(画家)
◇日時│(1)6月29日(土)13:00-15:30
       (2)6月30日(日)10:30-13:00
◇会場│アトリエ
◇定員│各回20名(応募者多数の場合は抽選)
◇対象│高校生以上
◇料金│無料(ただし本展観覧券が必要)
◇申込締切│5月31日(金)必着


申込方法はこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=2407&command=education

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4)イベント情報
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■こどもの日 春のぽかぽか美術館2013
〇5月3日(金・祝)-5日(日) 10:00-16:00  ※参加無料
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小さなお子様と一緒に世界のおもちゃで遊べるスペースやアニメの上映会、人形劇、
ワークショップ、屋外のカフェなど美術館で一日中遊べる3日間です。最終日には
大人も楽しめるコンテンポラリーダンサーによる「ピアノ×ダンス」も行います。
お楽しみに!

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/whats_new/event/pokapoka.html

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■イブニングライブ
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毎月第2・4日曜日の夕方から夜にかけて活水女子大学音楽学部と
長崎大学教育学部の音楽家のみなさんが素敵な音楽を奏でます。

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○二三展Special by活水女子大学
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◇日時|5月12日(日)(1)16:30-17:00 (2)18:30-19:00
◇会場|エントランスロビー
※入場無料

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=2297&command=lecture

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○二三展Special by長崎大学
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◇日時|5月26日(日)(1)16:30-17:00 (2)18:30-19:00
◇会場|エントランスロビー
※入場無料

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=2298&command=lecture

5)カフェ
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■山本二三展特別メニュー「ふんわり雲のブラマンジェ」登場!
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山本二三展特別メニューが登場!
山本二三氏は、長崎県五島市出身です。カフェでは、本展にちなみ五島の風味
豊かなスウィーツをご用意しました。
五島塩を使用したアーモンド風味の塩ブラマンジェに日向夏シャーベットをトッピング。
福江島の土で大切に育てられた五島産ごと芋を添えています。
展覧会鑑賞とともにぜひお召し上がり下さい。

単品:600円(税込)  ドリンク付:850円(税込)

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/goods/goods/cafe.html


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《お問合せ》長崎県美術館 長崎市出島町2-1 tel095-833-2110
【開館時間】10:00-20:00
【休館日】第2・第4月曜(祝日の場合は翌火曜)

《長崎県美術館メールマガジン》
 配信中止・配信先変更は、以下のホームページからアクセスできます。
http://www.nagasaki-museum.jp/

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