長崎県美術館メルマガ(vol.151)

件名
長崎県美術館メルマガ(vol.151)
配信日時
2017/2/1 15:55
本文
(vol.151)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

メルマガ長崎県美術館

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○2017/2/1
INDEX

1)館長コラム

2)展覧会情報
 ・デンマーク・デザイン
 ・椛島勝一の世界
 ・渡辺千尋 -聖母復刻
 ・夢の美術館 -めぐりあう名画たち-

3)連続レクチャー:コレクション・イン・フォーカス
 ・第8回「椛島勝一の世界」※60分拡大版

4)ワークショップ
 ・「椛島勝一の世界」関連企画 ワークショップ「ぬり絵で楽しむ椛島勝一の世界&缶バッジ作り」
 ・コレクション展関連企画 Let’s Drawing! -美術館の作品を模写しよう-
 ・「渡辺千尋-聖母復刻」関連企画 アナタもワタシもプチ版画家-エングレーヴィング編-
 ・「夢の美術館-めぐりあう名画たち-」関連企画 「コドモとオトナの鑑賞会」参加者募集中

5)イベント情報
 ・文化庁メディア芸術祭優秀作品上映会
 ・イブニングライブ

6)ミュージアムショップ
 ・「Tsunagu Product」グッズ好評販売中


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1)館長コラム
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「平成29年の展覧会について」  館長 米田 耕司
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 平成29年、最初のメルマガです。皆様には日頃から当長崎県美術館に
ご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございます。今年も皆様に喜んでいただける
展覧会など諸事業を充実し、発展していくように努めて参りたいと思います。
美術館が調査研究活動を大切に、美術館力を高め、資料の収集・保存と
その活用、教育普及活動を通じて、人々の文化的生活の向上や、
よりよい地域づくりに貢献できますよう、努めて参りたいと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
 さて、新年の展覧会です。昨年12月より開催中の「デンマーク・デザイン」展
(-2月12日)は、北欧諸国の中でも、歴史に名を残すデザイナーを数多く
輩出してきました。機能性とシンプルな美しさを兼ね備え、自然との親和性に
富んだデザインは世界中で愛されています。本展では、黄金期と言うべき
ミッドセンチュリーを中心に、家具、食器、日用品等を展示し、
椅子に座って体験できるコーナーも用意しています。どうぞお越しください。
 また、常設展示では、1月15日より大正から昭和中期にかけて活躍した
本県諫早市出身の挿絵画家・椛島勝一(1888-1965)の回顧展
「椛島勝一の世界」(-4月9日)を開催しています。椛島の名を
一躍世に知らしめたのが、雑誌「少年倶楽部」(大日本雄弁会講談社)での
仕事でした。中でも山中峯太郎が執筆した「敵中横断三百里」の挿絵原画は、
精緻でかつ迫真的な描写によって現代に至るまで多くのファンを
魅了し続けています。写真以上にリアルなペン画の世界は
当時の子ども世代だった70歳後半以上の方々にとっては憧れの画家で、
何度も熱く語る来場者の方もいらっしゃいました。今回展示の8割は
講談社の所蔵作品で、椛島勝一を紹介する大々的な展覧会です。
格好の機会を逃さずにご鑑賞いただきたいと思います。今日からは2月。
「舟越保武-長崎26殉教者のためのドローイング」展は、間もなく2月5日に
終わります。遠藤周作の代表作の映画化で話題の「沈黙」の公開が
始まりました。関連して観て欲しい展示です。その後展示替えで、2月7日から
「渡辺千尋-聖母復刻」(-4月23日)を開催します。長崎ゆかりの銅版画家・
渡辺千尋(1944-2009)が、有家町(現・南島原市)の依頼で16世紀末に
同地のセミナリヨで制作された銅版画《セビリアの聖母》を復刻(1996年完成)。
本展ではこの復刻をめぐる渡辺の調査と思考の過程も紹介します。
企画展では「九州・山口ミュージアム連携事業」として2月23日から
「夢の美術館-めぐりあう名画たち-」(-4月2日)を開催します。
 今年も、皆様のご要望にお応えし、様々な展覧会を予定しております。
どうぞ本年もよろしくお願い申し上げます。

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2)展覧会情報
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■企画展示室
デンマーク・デザイン
いよいよ2月12日(日)まで!
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北欧諸国の中でもデンマークは、歴史に名を残すデザイナーを数多く
輩出してきました。機能性とシンプルな美しさを兼ね備え、自然との
親和性に富んだデザインは世界中で愛されています。本展ではデンマーク・
デザイン博物館の学術協力により、黄金期と言うべきミッドセンチュリーを
中心に、家具、食器、日用品等をご紹介します。

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/442


【関連企画ピックアップ】
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学芸員によるギャラリートーク
2月5日(日)14:00-
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■常設展示室 第1・2室
椛島勝一の世界
1月15日(日)- 4月9日(日)
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大正から昭和中期にかけて活躍した長崎ゆかりの挿絵画家・椛島勝一
(1888-1965)の回顧展。本展では、原画を多数所蔵する講談社の協力に
より、当時の椛島の仕事を大々的に紹介します。

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/permanent/archives/222


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■常設展示室 第4室
渡辺千尋-聖母復刻
2月7日(火) -4月23日(日)
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長崎ゆかりの銅版画家・渡辺千尋(1944-2009)は、有家町(現・南島原市)の
依頼で、16世紀末に同地のセミナリヨ(イエズス会の教育機関)で制作された
銅版画《セビリアの聖母》を復刻しました(1996年完成)。本展では、
この「復刻の聖母」をめぐる渡辺の調査と思考の過程を辿ります。
なお、カトリック長崎大司教区のご厚意により、オリジナルの《セビリアの聖母》が
特別出品されることになり、オリジナルと復刻版が並ぶと言う稀有な機会が
実現します。


詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/permanent/archives/233

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■企画展示室
夢の美術館 -めぐりあう名画たち-
2月23日(木) -4月2日(日)
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国内有数の優れたコレクションで知られる北九州市立美術館と福岡市美術館。
本展は、両館のリニューアル工事に伴う休館により実現することとなった、
まさに夢のプロジェクトです。モネの「睡蓮」、ダリの大作《ポルト・リガトの聖母》、
ウォーホルの《エルヴィス》、そして草間彌生の「南瓜(かぼちゃ)」-。
フランス印象派から現代美術までの、一度は見ておきたい名作の数々が、
長崎で一堂に会します。

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/445


【関連企画ピックアップ】
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開催記念トークイベント
「北九州×福岡×久留米×長崎-これまでの美術館、これからの美術館」
3月5日(日)14:00-16:00(13:30開場)
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3)連続レクチャー:コレクション・イン・フォーカス

当館学芸員をはじめ専門家が主にコレクションをめぐってさまざまな
テーマで語ります。
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第8回「椛島勝一の世界」※60分拡大版
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大正から昭和中期にかけて、主に少年誌において活躍した諫早市出身の
挿絵画家・椛島勝一の生涯を追います。

日時|2月19日(日)11:00-(約60分)
講師|森園 敦(長崎県美術館学芸員)
会場|講座室
定員|40名   
◎聴講無料、当日受付
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スケジュールの詳細はこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/news/archives/33


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4)ワークショップ
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「椛島勝一の世界」関連企画 
ワークショップ「ぬり絵で楽しむ椛島勝一の世界&缶バッジ作り」
2月12日(日)、3月25日(土)、26日(日)各日10:30-16:00(最終受付15:30)
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挿絵画家・椛島勝一さんのイラストぬり絵が楽しめるワークショップです。
かわいいキャラクター「正チャン」から超リアルな帆船や動物のイラストまで、
気軽に「ぬり絵」してみませんか。子ども向けから大人向けまで数種類の
ぬり絵があります。また、ぬり絵を生かした缶バッジ作りのコーナーもあります。
※当日受付

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3388&command=education

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コレクション展関連企画
Let’s Drawing! -美術館の作品を模写しよう-
2月19日(日)(1)10:30-11:30  (2)14:00-15:00 ※各回30分前から受付開始
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常設展示室の作品を模写するワークショップです。作品をじっくり観察して描くことで
細部に気づいたり、作者の想いが見えてきたり、鑑賞が深まっていくかもしれません。
参加者にはスケッチブックと鉛筆をお渡しします。絵が苦手という方も、気軽にご参加ください。
※当日受付

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3378&command=education

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「渡辺千尋-聖母復刻」関連企画
アナタもワタシもプチ版画家 -エングレーヴィング編-
2月25日(土)、26日(日)
※各日2回実施、各回内容は同じです。いずれの講座も10分前から受付開始
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銅版画技法の説明を聞きながら刷る工程を見る、プロの版画家による
「デモンストレーション」と、実際にエングレーヴィングにチャレンジできる
「エングレーヴィング体験」の2つが楽しめます。
※当日受付

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3379&command=education

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「夢の美術館-めぐりあう名画たち-」関連企画
「コドモとオトナの鑑賞会」
2月25日(土)10:30-11:30(10:10から受付開始)
※各日2回実施、各回内容は同じです。いずれの講座も10分前から受付開始
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1枚の名画でもコドモが見ると■■だけど、オトナが見ると△△に見えるかも?
描いてあるものから気づいたことや感じたこと、それらの違いをみんなで楽しく
おしゃべりしましょう。当館エデュケーターがご案内します。
※事前申込

申込方法など詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3390&command=education


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5)イベント情報
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文化庁メディア芸術祭優秀作品上映会
2月5日(日)
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平成27年度[第19回]受賞作品を含む、アート部門、エンターテインメイント部門、
アニメーション部門の中から厳選された映像プログラムをホールで上映します。
※入場無料

(1)11:00~11:55  Focus in Japan Selection 2016
(2)13:00~13:55  Portrait of Japanese Animation
定 員|先着100名 

詳しくは↓
http://www.nagasaki-museum.jp/event/archives/809


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イブニングライブ
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日曜日の夕方から夜にかけて活水女子大学音楽学部と
長崎大学教育学部の音楽家のみなさんが素敵な音楽を奏でます。

会場|エントランスロビー
※入場無料

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○イブニングライブ By活水女子大学 
2月5日(日)(1)16:00-16:30 (2)18:00-18:30
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3320&command=lecture
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○イブニングライブ By長崎大学
2月26日(日)(1)16:00-16:30 (2)18:00-18:30
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3321&command=lecture
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6)ミュージアムショップ
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「Tsunagu Product」グッズ好評販売中
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障がいの有無に関わらず、様々な分野で活躍する人々をつなぐ
「Tsunagu Product」より、佐世保在住のイラストレーターMegumiさんが描く
路面電車や稲佐山、ランタンオブジェなどポップな色彩と独特なラインが魅力的な
カードケース、コースター、三角パース(大・小)が期間限定で入荷しています。
素材は、テントの屋根にも使われているターポリン。ほつれにくく丈夫な防水素材です。
沢山の絵柄の中からお気に入りの1点を探してみてください。

販売期間:3月31日(金)まで。

https://twitter.com/nagasaki_m_shop/status/812185132618498048



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《お問合せ》長崎県美術館 長崎市出島町2-1 tel095-833-2110
【開館時間】10:00-20:00
【休館日】第2・第4月曜(祝日の場合は翌火曜)

《長崎県美術館メールマガジン》
 配信中止・配信先変更は、以下のホームページからアクセスできます。
http://www.nagasaki-museum.jp/

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