長崎県美術館メルマガ(vol.167)

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長崎県美術館メルマガ(vol.167)
配信日時
2018/3/30 19:18
本文
(vol.167)━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

メルマガ長崎県美術館

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○2018/3/30
INDEX

1) 館長コラム

2)展覧会情報
 ・八代亜紀 アートの世界
 ・大江戸展

3)ワークショップ
 ・春のぽかぽか美術館プレイベント「運河に夢いろの橋をかけよう!」 

4)イベント情報
 ・イブニングライブ
 ・2018長崎帆船まつり関連イベント 「打ち上げ花火」鑑賞
 ・春のぽかぽか美術館

5)ミュージアムショップ
 ・新入荷商品「長崎べっ甲細工」

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1)館長コラム
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「釜山市立美術館開館20周年を祝う」 館長 米田 耕司
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 平成29年度も間もなく終わり、4月1日から新年度が始まります。
現在開催中の「八代亜紀 アートの世界」(-4月4日)、
「長崎の美術6 田川憲展」(-4月8日)、「大江戸展」(-5月27日)は
年度をまたぎ開催中です。
 さて、釜山市立美術館が3月15日に開館20周年を迎えました。
記念展の開幕式は同日午後4時から1階ロビーで開催。キム・ソンフィ
(金善姫)館長(同館3代目館長)のご招待で守屋聡チーフエデュケーターと
ともに、同館20周年展開幕行事に参加して来ました。釜山市立美術館との
交流は、2007(平成19)年7月11日に初代館長チョ・イルサン(チョは
縦に十田日、イルサンは日相)さんら5名の当館表敬訪問があり、
私が歓迎の講演をしたことに始まります。この間、チョ元館長には、
たいへんお世話になりました。翌年2008(平成20)年「釜山ビエンナーレ展」の
開催中に、「釜山市立美術館開館10周年記念シンポジウム」に日中韓の
3人の美術館関係者をご招待いただきました。私もその一人です。
私の講演テーマは「21世紀の公共美術館の新しい役割」で約1時間
話しました。私の次に話された方が、現館長のキム・ソンフィ(金善姫)さん
でした。六本木の森美術館の元キュレーターで、当時は中国・上海
クリエーティブセンターにおられました。今日の釜山市立美術館との
友好館としての交流を大変嬉しく思います。3人目はチェ・チュンニル
(崔春日)韓国・ギョンギ文化財団企画部長でした。
長崎県美術館と釜山市立美術館との交流は、2009(平成21)年から
現在まで、子どもの美術教育プログラムや「明日を拓く日韓こども
美術交流展」を基に相互交流を継続し、2011(平成23)年3月17日に
「交流に関する協定書」に調印し、将来に向かって発展的な交流を
することに合意しました。そして着実に友情を深めながら交流を
広めてきました。2013(平成25)年には釜山市立美術館において
長崎県美術館の所蔵品展「スペイン/長崎」(9月28日-12月1日)を
開催しました。翌2014(平成26)年には、釜山市立美術館所蔵品展
「路地に建てられた都市 釜山」(11月11日-翌1月12日)を開催しました。
今回の釜山市立美術館開館20周年記念展は、釜山近代美術の胎動期、
第一世代西洋画家たちであるキム・ウング、ウ・シンチュル、
そして在釜山日本人画家安藤義茂の作品を通して釜山文化の近代性の
根源を探るものです。また、戦争のため文化の中心が移動した
1953(昭和28)年、臨時首都となった避難都市釜山で全国から集まった
代表的な美術家たちと釜山の美術家たちの出会いと激しい挑戦の軌跡が、
釜山市立美術館2階の展示室などで再現されました。
第1部「モダン、混成:1928(昭和3)-1938(昭和13)」担当は
イ・ジンチョル(李珍哲)学芸研究官です。
 第2部「避難都市釜山 絶望の中に咲いた花」。担当はパク・ジンフィ
学芸研究士です。2つの展示を通して、釜山市立美術館が過去20年間に
探求した釜山美術の歴史と文脈を見ることで、釜山文化のアイデンティティを
把握しようとした成果が展示されていました。
 昨年(2017年6月)、2代目館長キム・ヨンスン(金英順)さんの時、
韓国抽象美術の第一世代画家・劉永国(ユ・ヨングク)の企画展
「劉永国〈絶対と自由〉展」とシンポジウムに参加(メルマガ157号)
して来ました。
 美術館交流が両国と県民・市民の友好・交流に広がり深まることを
祈念しています。本年度も大変お世話になりました。
引き続き平成30年度もどうぞよろしくお願いいたします。

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2)展覧会情報
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■県民ギャラリー
八代亜紀 アートの世界
いよいよ4月4日(水)まで!
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「雨の慕情」「舟歌」などのヒット曲で知られる歌手八代亜紀は、
画家として1998年フランスの公募展「ル・サロン展」に初入選し、
その後連続入選して現在は永久会員として認められています。
本展にはル・サロン入選作の「想い出」を始め、9頭の白馬を描いた
「疾風」などの油絵や絵本の原画など約70点を展示しています。

詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/749


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■企画展示室
大江戸展
3月24日(土)-5月27日(日)
前期:3月24日(土)-5月6日(日)
後期:5月9日(水)-5月27日(日)
※会期中展示替えあり。5月7日(月)-8日(火)は展示替えのため休室。
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東京富士美術館の所蔵品による、長崎だけの特別展。同館の誇る
コレクションの中から、屏風、掛軸、浮世絵、工芸品など選りすぐりの
名品約110点を前期約70点、後期約80点に分けて展示し、魅力あふれる
江戸美術の世界をご紹介します。本物だけが持つ迫力をご堪能ください。


詳しくはこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/exhibition/archives/929

【関連企画ピックアップ】
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記念講演会「江戸絵画の魅力-東京富士美術館所蔵作品をとおして」
※事前申込、要本展観覧券
5月6日(日)13:30-(開場13:00-)
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講師|宮川謙一(東京富士美術館 学芸員)
会場|ホール
定員|先着100名
参加費|無料 ※本展観覧券と当選通知の提示が必要です
申込締切|4月16日(月)必着

申込方法はこちら↓
http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3701&command=lecture

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ワークショップ「大江戸ぬりえであそぼう」
3月31日(土)、4月1日(日)10:30-12:30、13:30-16:00
※受付は各回終了30分前まで
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会場|アトリエ
対象|子どもから大人まで(小学生以下は保護者同伴)
所要時間|20分
※当日受付、要本展観覧券

http://www.nagasaki-museum.jp/museumInet/sca/eveScheduleView.do?id=3698&command=education

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3)ワークショップ
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春のぽかぽか美術館プレイベント「運河に夢いろの橋をかけよう!」 
4月21日(土)・22日(日)11:00-15:30
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大きなロール紙に、絵の具で絵を描きます。

講師|井川惺亮(アーティスト)
会場|運河劇場※雨天時は運河ギャラリー
※参加無料


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4)イベント情報
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イブニングライブ
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日曜日の夕方から夜にかけて活水女子大学音楽学部と
長崎大学教育学部の音楽家のみなさんが素敵な音楽を奏でます。

※入場無料
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○イブニングライブ by 活水女子大学
4月8日(日)(1)16:30-17:00 (2)18:30-19:00
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○イブニングライブ by 長崎大学
4月22日(日)(1)16:30-17:00 (2)18:30-19:00
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2018長崎帆船まつり関連イベント 「打ち上げ花火」鑑賞
4月21日(土)・22日(日)各日開場20:10、打ち上げ開始20:30-(15分程度)
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長崎帆船まつりの関連イベントとして開催される「打ち上げ花火」を、
屋上庭園にてご鑑賞いただけます。 

会場|美術館屋上庭園(入口はアートビジョン横外部階段)

※荒天のため中止となる場合があります。
※禁煙・飲食物持込不可。
※混雑時、入場を制限する場合があります。

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キッズふれアート はじめてミュージアム 春のぽかぽか美術館
5月3日(木・祝)-5日(土・祝) 10:00-16:00 
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ちいさな子どもと一緒に親子で楽しめるイベント「春のぽかぽか美術館」
を開催します。「紙」をテーマにしたワークショップや、おもちゃで
遊べるコーナーなどのほか、館内ツアーやライブなど多彩な内容を
お楽しみいただけます。
◎入場無料

詳しくは↓
http://www.nagasaki-museum.jp/event/archives/1478

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5)ミュージアムショップ
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新入荷商品「長崎べっ甲細工」
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長崎を代表する伝統工芸品の一つである「べっ甲」のアクセサリーが
入荷しました。透明感があり、初夏にピッタリな商品です。
高級なイメージがあるべっ甲ですが、最近は小ぶりで値ごろな商品も
たくさんあります。平成29年、国の伝統的工芸品にも指定された
職人の技をお楽しみください。

リング3,500円、ピアス・イヤリング4,000円-、ペンダント5,000円-、
ブローチ5,500円-、耳かき8,000円など

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《お問合せ》長崎県美術館 長崎市出島町2-1 tel095-833-2110
【開館時間】10:00-20:00
【休館日】第2・第4月曜(祝日の場合は翌火曜)
※4月23日(月)は臨時開館

《長崎県美術館メールマガジン》
 配信中止・配信先変更は、以下のホームページからアクセスできます。
http://www.nagasaki-museum.jp/

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